カイロ1日観光から帰ってきたのは、午後4時30分頃。
暑さと歩きつかれて、もうぐったりでした。
が、胃袋に「何食べたい?」と聞くと、こちらもくたくたに疲れながらも
胃袋君は、細々と、モロッコでは中々食べることの出来ないものが食べ
たい・・・と言っていました。
それもそのはず。この日は朝食も昼食も摂らずの観光だったのです。
そこで、インターネットで口コミ情報を探したのですがどうも情報が
足りない。どんな料理を食べることが出来るのか、何処で食べることが
できるのか、全く検討がつかないのです。
もしかしたら、カイロの情報を発信されている方のブログを見たらレストラン
情報があるかもと思ったのですが、これも範囲が広すぎて全くどこにあるのか
分からない状態。
(きっと、私のブログもそうなんだろうな。近いうちに、場所などが
分かるような整理をしなくては・・・・と反省。)
いろいろとWebをめくっていくうちに、ナイル川の中洲にあるHanaと
いう韓国料理店を発見。
タンジェには、韓国料理のお店が無いので、ここで食べようと言う事に決定。
ホテルからはかなり遠いように感じたのですが、街の散策も兼ねて歩いて
行くことにしました。

ホテルを出て暫くナイル川沿いに歩いていきます。

ナイル川沿いに歩いてみると、いたるところに船が停泊していました。
写真を撮っていると、「船にのるか?」と聞かれたので、クルーズへの誘い
だと思い、「乗らない」と回答。
もしかしたら、この手の小さな船は観光ではなくて、水上タクシーなのかも
知れないな。乗ればよかったかな・・・と思いながらもひたすら歩きます。

ホテルを出て、1kmくらいは歩いたでしょうか。
とにかく、カイロ観光でくたくたなので、なんとなく足が重い。
車道を見るとタクシーなんかが走っていますが、渋滞していて「歩いた方が
早そう・・・」と、ひたすら歩きます。
それにしても、この国の運転マナーの悪さといったら、モロッコの比では
ありません。隙間を見つけると、とにかく割り込んでいくのですから。

日は大分傾いてきました。
ナイル川に太陽のキラキラが反射して、とても美しい眺めです。

歩いていて思ったのですが、意外に歩行者は少ないように感じます。
もっと、レストランなどが立ち並ぶ繁華街に近いのなら人がたくさん歩いて
いるはずなのですが・・・・?
とにかく、インターネットで調べた韓国料理店に向かって橋を渡り、中洲に
向かいます。
橋の真ん中では、ナイル川を行き来する船を見ることが出来ました。

中州に入り、地図にあった場所を探します。
なんだか、スラム街みたいなところに入ってきました。
周りも薄暗くなりかけていて、ちょっと怖いかも。
と、地図上ではこの辺り・・・と言うところまでやってきましたが、Hana
という韓国料理店は何処にも見つかりません。
道間違えたかな?と思いながらも、少し先まで行って、通りを一本変えて
戻ります・・・・が、見つからず。
じゃあ、他のレストランでも・・・と思ったのですが、そのようなレストランなど
何処にもありません。
ホテルからも大分遠くまで来てしまったので、歩きながらどこか気の効いた
レストランを捜すことにしました。

ところが、歩いても歩いても、レストランらしいものは出てきません。
とうとう、中洲の端まで戻ってしまい、橋を渡るとホテル・・・という所迄
戻ってきました。
途中、風が強くなり、砂嵐に巻き込まれ、容赦なく顔や露出した肌に砂が
吹き付けられてきます。おまけに、目に入るわ、鼻や口に入るわで大変。
もうどうでもいいから、早くホテルに着きたい・・・・
橋の中ほどで見た、停泊中の船のカラフルな明かり。
写真でもわかると思いますが、向こう側は霧がかかったようにくすんで
いますが、これ、砂なのですよ。

やっとの思いで、ホテルへ到着。
ホテルに着いたときは、もう7時30分を回っていたので、3時間近く
歩いていたことになります。

本来は、レストランを捜して歩くべき方向は180度違っていたのかも知れ
ませんが、もう、これ以上歩く気にはなりません。
結局一番無難なのは、ホテルのレストランでの食事。
ホテルのイタリアンレストランに入ることにしました。

店内には、ワインが沢山置かれていました。
が、私たちは相当に喉が渇いていたので、店員がメニューを持ってくるなり
「ビールください!!」
そして、ビールを飲みながらやっとメニューを開きます。
喉はカラカラに渇いているのですが、散々歩いて疲れたせいか、あまり
食べ物は食べたくない。

そこで、お酒を飲みながらつまめる程度の食事。
ビーフ肉のカルパッチョに・・・。

ルッコラのサラダ。

そして野菜のピザ。
これらをワインを飲みながらつまんで、夕食はおしまい。
まあ、今まで散々食べたのだから最後の晩くらい、胃袋を休ませないとね。
それにしても、これだけの大都会にありながら、何処で何を食べることが
できるのかの情報が少なすぎました。
何はともあれ、ワインを飲みながらエジプト最後の夜は更けていきました。
←クリックしていただきありがとうございますm(_ _)mにほんブログ村
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
仕事で遠い国に移り住み、離れて暮らす家族や知人を少しでも安心させようと
始めたブログです。
どうしても仕事中心となり、頂いたコメントにタイムリーにお返事できないと
かえって失礼にあたると考え、大変申し訳ありませんが、ブログのコメント欄は
閉じさせて頂いております。が、左側に表示されている「掲示板」からコメント
していただければ、遅くなっても必ずお返事いたします。
尚、このブログはリンクフリーです。

0