久しぶりに、醤油味がただようアジアンティックなものが食べたくなって
街の雑踏から少し外れたところにある、La・CITAに行きました。

入口は、相変わらずエキゾチックな赤ちょうちんが怪しく点灯しています。
日本だったら、このデザインは相当怪しくみえるので、遠慮するお客さんも
多いのだろうな・・・と感じます。
中へ入ってみると、他のヨーロピアン、モロッコの人たちが結構入っていて
私たちがテーブルに座るとまもなく、満員になってしまいました。
結構、人気あるのですね。

相変わらずの「焼きのり」と表紙に書かれた、メニュー。
きっと、フランス語の「La Carte」(カード、証明書、メニュー等
いろいろな意味がありますが、レストランではメニューを指します)と同じ
感覚で、アジアの言葉で「焼きのり」=「メニュー」だと思っているのかも
しれませんね。

さて、本日も早速ビールを飲みながら、このお店の名物「エビセン」を
パリパリとつまみます。
辛いチリソースと色の濃い中国醤油が出てきて、エビセンにかけながら
食べます。このとき、たとえ中国醤油でも醤油は醤油。出てくると結構
幸せなものですね。

前菜に頼んだのは、Nemというベトナム風揚げ春巻きと、シーフード
サラダ。
春巻きは、醤油でも美味しいしチリソースでも美味しいのです。
日本で食べる春巻きとは、少し味は違いますが、中には春雨等も入っていて
割とヘルシーな感じがするのは、勝手な思い込み?
シーフードサラダは・・・マヨネーズで和えたシーフードミックスですね。
なんとなく、想像がつくでしょう。

ところで、メニューに「Sake」と書かれたものがありました。
お、日本酒か?と思い頼んでみたところ、出てきたのは中国焼酎でした。
このグラス・・・中に絵が描いてあって酒を注ぐと中の絵が見えます。
飲み干すと、絵は見えなくなってしまうのですが・・・・何が描かれていた
かは、内緒。

そして、私たちを虜にしたメニュー。
なんと、キノコのカレーなのです。肉は入っておらず、しいたけ・きくらげ
とマッシュルームをカレー粉でいためただけのシンプルなものですが、
一緒に出されるボロボロのごはんにかけて食べると、絶品です。
イカのオイスターソース炒めは、味は想像できると思いますので、
細かい説明は、不要ですね。
まぁ、オイスターソースで炒めれば、何を炒めてもそれなりに美味しくなる
ものなのですね。
ごはんはボロボロでも、日本で言う「定食メニュー」・・・ボロボロのごはん
でも、箸がすすみます。
「箸」で、思い出したのですが、ふと辺りを見渡すとここで食事をしている
皆さんは、ほとんど全員が箸で食事していました。
結構、器用に使っていましたヨ。

それにしても、この店内に飾られているちょうちんには、中国絵がかかれて
いたりしますし・・・・
先ほどの入口の所にぶら下がっている赤ちょうちんや・・・

何よりも、入口の所においてある「刀」
アジアに対するこちらのイメージなのでしょうね。
でも、気持ちは分かります。
こちらで売られている世界地図は、アフリカが真ん中に書かれているので、
日本は一番遠くになっています。
アジアは、イメージだけで想像する、ファーイーストの世界なのでしょうね。
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