さて、TANJAzzの話題にもう少しお付き合いください。

金曜日は、すっかり午前様で盛り上がったTANJAzz。
実は、その翌日の土曜日は、このお祭りのメインスポンサーでもあり
私の行っている会社の取引銀行でもあるBMCIから、ランチパーティー
の招待を受けていました。
時間は、正午から15時まで。
ということで、翌日は12時に再びTANJAzzメイン会場である
イタリアンパレスへと向かいました。
このランチパーティーは、アルコールも出るため、会場へはタクシーで
行く事にしました。

到着は、12時ちょうど。
係りの方に案内されて、パレスの中へ入っていきます。
実は、この時、夜中に食べたハンバーガーが、お腹にもたれていて
更に、アルコールもまだ抜けきっていませんでした。
もたつくお腹を抑えながら、会場へと入ります。

会場内に入ると、私たちはほぼ一番乗り。
他の招待客は見あたりません。
日本人は時間をきっちりと守るように教わってきているので、今回も
きっちりと着いたのです。
が、ヨーロッパ等では、パーティーの時は時間どおりに来てはいけない
らしく、通常30分程度遅く来るものなのだとか。
あまり早いと「早く出しなさいよ・・・」と催促しているように受け
とられるのだそうです。
どおりで、会場には何の食べ物も並べられていません。
飲み物のコーナーで、迎え酒のビールをもらい飲みながら人が集まる
のを待つことに・・・・

時間がたっぷりあるので、少しパレスの中を散策してみます。
それにしても、本当に誰もいません。
このときは、既に12時を10分ほど過ぎていました。

こちらは、回廊。
前回のブログで紹介した回廊の写真は夜でしたが、昼に見る回廊も
光がとても柔らかで素敵です。
そして、回廊のあちこちに置かれている小さな椅子。
今回のランチパーティは立食中心のようで、食事用の大きな
テーブルは、どこにもありませんでした。

中庭の中央には、演奏機材が置かれていました。
やはり、TANJAzzの真っ最中のランチパーティー。
主催者が、JAZZミュージシャンを呼ばない訳ありませんものね。

30分を過ぎたあたりから、人が集まり始めました。
それと同時に、忙しく厨房から料理を運び出されたり飲み物が並べられたりと
会場の準備があわただしくなり・・・

13時を過ぎた頃、ギャルソンさんがオードブルを持って来場者を回って
振る舞い始めました。
カナッペや、春巻き、メンチカツ、海老フライ等々・・・。
あとからあとから、運ばれてきて、その種類は数えきれません。
ではその一部を拡大して、紹介しましょう。

こちらはパイのフォアグラ乗せ。
フォグラというと、「キャビア、フォアグラ、トリュフ」というフランスの
3大高級食材でもあり、2つも取ってしまいました。
実は、このときもまだ胃の中は十分に空っぽになっていないながら、高級食材
に手を伸ばしてしまう自分が、嫌い。
でも、ま、いいか。写真に写っている指と比較してみると、こんなに小さいの
だから・・・。

こちらはブロシェット。フランス語で「串焼き」の意味です。
串焼きというのは、世界共通でフランスでは、ブロシェット・スペインでは
ピンチョス、マレーシアではサティなど等、いろいろな国に沢山の串焼きが
あります。
面白いですね。焼きやすさ・食べやすさから、考えることは皆一緒なのですね。
一つ一つは小さいのですが、ギャルソンさんに勧められ、つい手に
取って食べているうちに、気が付くと、とてつもない量を食べていました。

食事と同時に始まったJAZZの演奏。
招待された皆さんが、それぞれ談話を交わしながらJAZZの演奏に聞き入って
います。
私達も銀行関係者や会社の知り合いと挨拶を交わしながら、さらに出てくる
料理を食べ、ワインのおかわりをいただき・・・
では、その演奏の模様を動画でご覧ください。
今回は、TANJAzz祭りということで、3本のブログ全てに動画を
つけちゃいました。
これも、音量が大きいので注意してご覧ください。

ところで、会場はカナッペだけかいっ!と思う方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、そんなことはありません。
ところどころには、ご覧のようなカルパッチョやサラダ等を自由に取って
ブッフェスタイルで食べられるコーナーもあります。
私達も全部食べてみたいところですが・・・お腹が苦しくて・・・
カルパッチョだけにとどめます。
サラダは結局食べずじまい・・・って「結局、まだ食べたのかい!」と
お叱りを受けそうですね。
でもね・・・

近くでは、肉、魚の暖かな煮込み料理を出してくれるコーナーもあり

そこで頂いた盛り合わせ。
鴨肉のグリル、ローストビーフに白身魚とマッシュルームの煮込み。
そこにリゾットが盛り合わせで・・・・

そして「鮪」「鯖」「鰯」等と書かれた、お寿司屋さんの湯飲み茶碗の
ようなハッピを着ているお兄さんが立っていたので、お寿司のコーナーかと
喜びいさんで行ってみたのですが、残念ながらアジアンティックな
炒め物を作っていました。

が、こちらも、頂いて妻と食べます。
どちらも、とても美味しいのですが、飲み込む段階ではどちらかというと
胃袋に押し込むという感じです。
「いや〜、食べ過ぎたね」
と妻と話していたところ、またまたギャルソンさんが食べ物を持って
きたので、「結構です」と断ろうとしたところ・・・

よく見たら、なんとそれはお寿司ではありませんか!
やはり、お寿司はあったのです。
日本人として、これを断る訳にはいきません。
あんなに満腹だったのに、当然のごとくお寿司を手に取る日本人夫婦。
寿司は別腹・・・と言うのを初めて体験しました。

もうこれ以上、お腹の中に入る隙間は無い・・・と思ったその時
デザート登場。
意思に反して伸びる手と、お腹に喰い込むベルト。
ここまできたら、とことんいっちゃいましょう。

ランチは、午後3時を過ぎてもまだ、沢山の招待者で賑わっていました。
そして、10分ほど経過した頃、ちらほらと帰り始める人がでてきたので、
私達も銀行の方に招待に対する御礼をして、帰ることに。
が、お腹がいっぱいで動けないからといって、タクシーで帰る訳には
いきません。
ここは、二人、がんばって約5kmの道のりを腹ごなしといいながら
歩いて帰りました。(偉いでしょ。えっ?当たり前??)
普段ジャズを聴く事の無い私ですが、せっかくジャズのお祭りが開かれる
タンジェに住んでいるので、このTANJAzz祭りは、貴重な経験が
出来るチャンスでもありました。
一口にジャズといっても、一般の人が理解しにくいようなジャズもあれば
ロックンロールのように軽いノリで、どこか懐かしいようなジャズもある。
でも、どちらも、聴いているとテンポにあわせてスイングしたくなってくる
のは同じ。
ジャズバンザ〜〜〜〜イ!!
来年は、ラマダンの関係で日程が変わるかもしれませんが、たぶんこの時期
か、ちょっと早めになるかと思いますので、機会があればぜひ、一晩中この
イベントで盛り上がってください。
3回に亘って報告した、TANJAzzのお祭り。
これからも、ずっと続いてほしいと思います。
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