さて、雨にもあたらず本当にラッキーな今回のローマ旅行。
もともと、この日は雨と諦めていたので、午後は近場で歩いていける範囲
で・・・と、ホテルから歩いて10分程度の場所にある有名どころ
「トレビの泉」へと行ってみます。

途中、口コミサイト「トリップアドバイザー」でローマ第9位に輝く
人気のジェラートショップ Valentinoを
インターネットで調べていたので、ちょっと立ち寄ってジェラートを
食べて一休み。
私は、ミルクとパッションフルーツをミックスで頼んだのですが、どちらも
とても滑らかな舌触りで、濃厚。
日本でジェラートというと、どことなくフローズンなアイスクリームを
イメージしますが、本当は全く違うのですね。

そこから、間もなくの場所にトレビの泉はありました。
ここがまた、記念撮影の人気スポット。
とにかく、人・人・人で、あちこちから日本語の会話も沢山聞こえてきます。

泉の裏がわに回ってみると、この人だかりの凄さが良くわかりますね。
まるで、有名アーティストのコンサート会場です。
実際、写真で見るのと、実際に訪れてみるのとでは全くイメージが
異なっていて、サラサラと流れる水の音や広い泉をたたえる透き通った水
に、癒されます。
妻は、ずっとここに居たいと思えるような癒しの場所だと言っています。

トレビの泉は、堀の淵に後ろ向きに座って、肩越しにコインを泉に投げ
入れると、再びローマを訪れることができるという言い伝えがあります。
沢山の人が、コインを投げ入れていましたが、それだけこの国に魅せられ
た人たちが、多いのでしょう。
私たちも、当然、コインを投げ入れました。

本当は、雨が降ったらここでホテルへ引き返そうと思っていたのですが
雨は降る気配が無く、どんどん快方に向かっています。
それならばと、地図でみるとさほど距離も離れていない名所パンテオン
へと、言ってみることにしました。
細い通りを歩いていると、さすがにここは観光地。
オープンテラスのレストランが多数ならんでいました。

トレビの泉から、パンテオンへと向かう途中に見ることが出来る
アドリアーノ神殿跡。
現在は、商工会議所のビルだそうですが、神殿跡をこんな風にビルに
してしまうなんて。
ちょっと、もったいないような気もします。

神殿跡から、さらに行くとピノキオの工房がありました。
入り口近くでは、おじいさんが一生懸命 木材を加工して人形を作って
いました。おじいさんの横には、ピノキオが座っています。
そして、おじいさんの名札が立てられていて、ゼペット・・・と書かれ
ていました。
現代のゼペットじいさんです。

店内には、おじいさんや工房の方たちが作った木彫りの人形やお土産で
あふれていました。
可愛らしい商品に、子供達の目は釘付けでした。
そして、ピノキオとゼペットじいさんに別れを告げ、そこから歩く事3分。

パンテオンに到着です。
このパンテオンは、2代目らしく初代パンテオンは紀元前25年。
火事で消失してしまったそうで、2代目パンテオンは、118年から
128年にかけて、ローマの皇帝ハドリアヌス帝によって再建されたの
だという事です。

ドームの頂点まで約43mあるという事ですが、本当にローマの
人たちは、凄い。
このような建物を、あの時代に作るなんて・・・。
頂点には、丸い採光用の穴があけられていて、そこから差し込む光が
幻想的。
と、いうか・・・雷雨の予報はどうなったのでしょう?
このドームからは、青空が見えていました。

パンテオンの中に祭られているのは、さまざまな神。
市民の反発を避けるため、万神殿として作られたということなのです。
そう言う事を考えながら、中をぐるりと一周するとなんとなく
像の姿が、皆異なるような・・・?

中から外を見ると、高い柱がひときわ高く感じます。

それにしても、ローマの観光地はどこへ行っても観光客ですね。
もっともっと、回りたいところがあったのですが3泊4日の観光で
しかも、天気がまったく読めない状況では、これが限界。
この日予約したレストランは、午後6時40分からと言うことで
少し早めにホテルに戻ることにしました。
レストラン情報は、また、次回に書きま〜す。
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