インターネットで検索したところ、口コミサイトのトリップアドバイザーで
ローマ第6位に輝くレストランが、ホテルの直ぐ近くにありました。

そのお店の名前は、Osteria Barberini。
実は、このレストラン・・・天気予報が雷雨予報だった為に、ホテルに少しでも
近いところと思って、前日のうちに予約していました。
場所は、ホテルの出口を出て、左に10m行った最初の角を左に曲がり、
さらに10m行ったところ。
これなら、雨が降っても軒伝いに行けばそれほど濡れずにすむし、
酔っ払っても帰りが楽。
が、希望の時間帯は予約がとれず、18:40ならあいているといわれた
ので、少し早めの夕食となりました。

店内は、こじんまりとしていてとてもアットホームなレストランです。
お店の方も、とてもフレンドリーに接してくれて、食事の好みを聞きながら
お勧めの料理を教えてくれたり、量についても考えてくれるのでとても
助かります。

壁には、ブラックジョークな風刺画が飾られていて、見ているだけで
とても面白い絵です。
店のご主人のジョーク好きが伝わってくるようです。

店内に置かれているワインにもこだわりがあるようです。
ズラリと並べられたワイン。
ローマでは、どのレストランを覗いて見ても、店内には色々なワインが
ならべられているのが、当たり前のようです。
実は、このような光景は、モロッコのレストランでは見かけることが
少ないので、お酒好きの私たちにとっては、とてもうれしい光景です。

食事の流れは非常に良くて、とりあえずビールを飲んでから後でワインを
お願いしますと伝えると、「料理は、何を注文しましたか?」と聞かれたので
オーダーの中身を伝えたら、おすすめのワインを紹介してくれました。
でも、ワインとビールが同時には出てきません。

最初におつまみにとオーダーしたナスとひき肉とチーズの重ね焼き。
トマトソースが味をまとめていて、ビールが良く進みます。

そして、ビールがなくなるころにワインが出てきました。
ご主人が進めてくれたのは、Baroloというイタリアワイン。
絶妙なタイミングで、そろそろワインが飲みたいな・・・と思う頃に
出てくるワイン。
小さな気配りですが、ちょっと感激。

そして、セカンド。
フェットチーネパスタのポルッチーニ茸クリームソース・トリュフのせ。
というものをオーダーしてみました。
写真では、量はとても少なく見えますがお店の方は、二人で一つ食べれば
十分な量だとのことで、これを二人でシェア。
ポルッチーニ茸の芳醇なキノコの香りが、パスタによく合います。
生のトリュフを食べたのも今回が人生初。
プニュプニュという食感とともに、どこかに深みのある味があるのですが、
その味を探すと見当たらない。時々、鼻からフッと抜けるキノコの香りなの
でしょう。
よく、トリュフは獣のような香りと表現されますが、それは私たちにはよく
わかりませんでした。
とても不思議なキノコです。

そして、メインとしてのオーダーは、ビーフフィレ肉のポルチーニソース
+黒トリュフ添えと・・・

鯛のソテー黒トリュフソース+白トリュフ添えです。
さっきから、トリュフトリュフ・・・と書いてばっかで、嫌にならないで
くださいね。
なんといっても、とのメニューにも「トリュフ・・・これもトリュフ」と
記載されている・・・まるで今日は、トリュフ祭りか? と思えるほど
なのです。
初めて、食する生トリュフ・・・こんなに食べていいのでしょうか?

最後のデザートは、リコッタチーズでできたチーズケーキ。
イタリアに行ったら、とにかくリコッタチーズのお菓子は食べるべし・・
とガイドブックに書かれていたので、ここでも頼んでみました。
チーズケーキというと、ずっしり重いイメージがありますが、リコッタチーズ
のチーズケーキは、とてもライトな感じであまりもたれません。
甘さも抑えてあり、いくらでも食べられそう。

さて、せっかくのイタリア。
次の日は、モロッコへ帰国しなければなりません。
近くの観光名所「トレビの泉」へ夜も出かけてみました。
ライトアップされた泉がとても素敵。
と、ここで突然、妻がホテルへ戻ろう・・・と言い出します。
どうやら、夜のローマで何か危険を感じたのか、とても不安げな様子。
とりあえず、そういう妻の直感を信じて、ホテルへ戻ることにしました。
と、妻・・・トイレに直行!?
どうやら、アイスやらお菓子やら食事やら・・・とにかくローマの食べ物が
あまりにも美味しくて、食べ過ぎてお腹がビックリしたようでした。
さて、いよいよ次の日はモロッコへの帰国。
フライトは、午後なので少し午前中に買い物等をしてから、戻ることに
しました。
と、いうことで次回は、イタリア食材を買えるスーパーの紹介を織り交ぜて
帰国編にしますので、お楽しみに。
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