
さて、夕食はプエルトバヌスの港の方へと出かけ、街をぶらぶらしながら
レストランを探すことにしました。
アパートメントホテルから港までは、約1km離れていますが、ビーチ沿いの
景色やビーチで行われているアクティビティを眺めながら歩くので
それ程、距離感を感じません。

あっという間に、プエルトバヌスのシンボルのモニュメントがある所まで来ました。
時間は、すでに午後7時を回っていて、日が大分傾いていますが、それでも
サマータイムのため、まだまだこの明るさ。
日本での夕方4時頃の感覚です。

プエルトバヌスと言う街の名前は、文字通り「プエルト=港」から由来
しています。
何億もする高級クルーザーが所狭しと停泊している、超高級マリーナ
です。

その港沿いには、中華やインドレストラン、イタリアンレストラン等
数々のお洒落なレストランが、軒を連ねています。
また、ルイ・ビトンやGUCCI等といった、高級ブランドショップも
沢山見かけます。

通りをどこまでも歩いていると、レストランやお店が途絶え、急に人出が
寂しくなってきました。
時間があれば、もっと散策したかったのですが、何分お腹が空いていたのに
レストランが少なくなってきてイライラ感が募った為、ここで引き返して
再びレストランが立ち並ぶ通りに戻ることにしました。

時間にして、30分も違わないのですが、マリーナ沿いの通りは、先ほどにも
増して、人が溢れ返っていました。

ここプエルトバヌスは、ヨーロッパやアラビアの富豪たちが訪れる事でも
有名な街。
無造作に、1台3千万円以上もするランボルギーニやフェラーリといった
高級車が、道端に停められています。
(画像をクリックすると、ちょっとだけ大きくなりますので、興味のある方は
クリックしてみてね)
こういったスーパーカーは、子供たちの憧れでもあり、車と一緒に記念
撮影する子が沢山います。
日本だったら「ゴルァーッ!触るんじゃないーっ!!」
と怒られそうですが、ここでは人垣が出来るほど目立つ事が目的なようで
車のオーナーさんは、敢えて競うようにして人通りの多いこのマリーナ沿いに
停めています。
昨年は、ブガッティのスーパーカー・・・なんと1台3億円の車が
メインストリートを走り抜けていくのを見ました。
お金のあるところには、あるんですね。

港のほとりを歩いていると、美味しそうな魚介の看板のレストランを
見つけたので、入ってみることにしました。
店の名前は”PEPE Marisqueria”
店の入り口には、本日入荷したフレッシュな魚が並べられていました。

店内は、外から見える雰囲気とは裏腹に、広い店内でした。

店の一角に、この店を訪れた有名人の写真が飾られていたようですが、
奥まったところだったので、遠くからチラリ。
きっと、世界に名だたるセレブや芸能人が訪れていることでしょう。
後から、もっと良く見ておくんだった・・・と後悔。

私たちが着席したのは、港の通りを行き交う人々の賑わいが良く見える
テラス席。
メニューをもらうと、表示はスペイン語のみならず、英語、フランス語
イタリア語での表記もありました。
しかも、店の皆さんは英語が堪能。スペイン語しか通じないお店で
「これとこれ・・幾つ」のみでしか、コミュニケーションできない私に
とって、オーダーやリクエストに何の問題もないと言うのは、非常に
グッド!

とにかく、暑かったので、ビールをジョッキでオーダーして、一気飲み。
プッハー・・・喉から、全身に冷たさが広がるぅ〜〜♡♡♡
ビールは、あっという間に飲み干してしまうだろうと、白ワインも
立て続けにオーダーしています。

シーフードのレストランという事ですので、メニューから新鮮な
魚介を中心に探します。
エントリーには、生牡蠣とスモークサーモンのサラダ。

メインは、イカ焼き。
日本で言う、イカポッポですね。
これが、身がプリプリしていて又、焼いた部分はパリッとしていて
香ばしくて、とっても美味。
おろし生姜と醤油があれば最高なのですが、スペインでは塩で食べます。

そして、こちらがスカーレットプラウンという、真っ赤なエビ。
先ほど見た高級車に気が大きくなり、車えびよりも高級なこちらを
オーダー。
身は、ブリッブリ(さっきのイカはプリップリ。こちらはブリッブリ。)
していて、弾力があり甘みが強く、ものすごく美味しいのです。
さらに、このエビの特徴は、エビのお味噌にあります。
ものすごく濃厚で強い甘みの味噌は、ほかのどんなエビよりも凄い。
しかも、量が豊富。何時までもしゃぶっていたくなります。
いつか市場で見つけたら一度買って、頭で出汁をとった味噌汁を
作ってみたいものです。

お腹がいっぱいになって、店を出たときはもう辺りは真っ暗。
帰りには、プーも夜風を浴びながら歩きます。
が、プーは「オレ・・いつもドライフードしか食わせて貰えない」
と不満げな顔をしながら、しぶしぶと歩き出しました。
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