先週まで、パッとしないお天気が続いていたのですが、2月23日
の日曜日は、久しぶりに暖かな陽気に包まれた穏やかな日曜日で
した。
午前中は、いつものように買出しに出かけたのですが、その時
車に表示された外気温計は、21℃と表示されていました。

一旦、アパートに戻り買ってきたものを冷蔵庫へ整理した後、
あまりの気持ち良さに、妻とプーとでアパート前の公園へ出かけ
ました。

公園では、沢山の人たちが陽気の下で散歩したり寛いだりして
いました。

私たちは、厚めの上着を着て出かけたのですが、この日は皆、軽装
でした。
なんとなく、初夏のような爽やかさです。
それほど歩いていないのに、汗ばんでくるほど。
これは、どこかでアイスクリームでも食べて涼むしかないね・・・
と、アイスクリームのいただけるカフェを目指しながらさらに
ブラブラと歩いていると・・・

店の前に、ソフトクリームのモニュメントがそびえる、カフェ
「Tutti Frutti」へとやって来ました。
「Tutti Frutti(トゥッティフルーティ)とはイタリア
語源で「沢山の果物」をあらわしていて、それが基になって
フルーツミックスジュースやフルーツシャーベットの意味合いで使わ
れたりします。
店の前の大きなソフトクリームのモニュメントに誘われて・・・
アイスクリームはこのお店で食べる事にしましょう。

早速、店内へ。
店内にも、ソフトクリームの写真やスムージーの写真が飾られて
「アイスクリーム欲」が掻き立てられます。
メニューをもらいめくっていくと、ソフトクリームの他に、パフェや
チョコレートサンデーの写真が載っています。
早速、オーダーすると・・・・
「アイスクリームは、今はやっていません・・・」との事。
「じゃ、スムージー」と私・・・。
すると「それもありません。というか凍ったものはありません」との
答えが・・・。
店内には他にも数組のグループがいて、全員が口にしているのは、サラダや
ピザやサンドイッチ。
美味しそうですが、私たちの気分はアイスクリーム。
でも、無いのでは仕方が無い。
が、運悪く、店の一番奥の席に座ったので「じゃ、帰る!!」とも
言いにくい。

と、言うことで妻はショーケースの中においてあったスイーツから
フランをオーダー。
見た目にも、味的にも「ちょっと固めのプッチンプリン」といった
ところでしょうか。
妻はアイスクリームで喉を潤したかったのに、チョコレートソースが
かかった甘いプリンを食べてしまったため、益々喉が渇いた・・・と
ぼやいていました。

私は、バナナジュース。
ちょっと、お腹にたまりそう・・・とは思ったのですが、アイス
クリーム気分を鎮めてくれるのは、これしか無い!! と、思って
の事でした。

落ち着いたところで、散歩の再開。
ビーチのほうへと出てみました。
その後、タンジェ駅の方へ回ってアパートへ戻ろうとした時・・
「熱っ!!」
歩いていると突然、何か「炎」でも押し付けられたような熱さで
倒れそうになりました。
この日のタンジェの最高気温は21℃。太陽に照らされた場所でも
せいぜい30℃くらいなものでしょう。
ところが、この熱さ・・・サウナに入ったような猛烈な熱さです。
大体、70〜80℃はあるかも・・・。

その灼熱は、ほんの2m四方のエリアに集中していて、その理由は
駅前に建設中のヒルトンホテルでした。
このホテル、南に面した窓は凹面に湾曲しており、全面ガラス張り
になっています。
そして、太陽の光が凹面鏡のように一箇所に集められたた為、そこ
だけが、超高温になっていたのです。

もう一度、その場所に戻ってホテルの写真を撮ってみたのですが
全てのガラス面に太陽が写っているのが分りますか?
この場所、2秒といられませんのでシャッター押して即刻退避。
おそらく、この場所に鉄板をおいて、卵を割ったら卵焼きが出来る
ことでしょう。
この熱源は、太陽の移動とともに場所が変わりますが、駅前の
道を照らしていることもあり、近くにおいでの際は、火傷に十分
ご注意ください。
この時期のタンジェの平均最高気温は17℃ですが、この日曜日は
とても暖かな日曜日でした。
が翌日は、また平年並みの気温に戻りました。
日本では例年に無い大雪で、たっぷりと降り積もった雪の処分に
苦労なさっている地域もあるようですが、一日も早い除雪と生活の
復旧をお祈り致します。
暖かな春〜初夏の到来が、待ち遠しいですね。
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