
スペインのスーパーマーケットでは、茹でたタコがパックに入って
普通に売られています。
これを日本で食べる茹でタコよろしく、わさび醤油で頂くもヨシ、
キムチの素と刻みねぎ+ゴマで、たこキムチにするもヨシ。
実に柔らかくて美味しいのです。
ちなみに、スペインでは「タコのガルシア風」と言う名の、ちゃんと
した一品料理があります。
スライスしたタコに塩とオリーブオイルで味付けしてパプリカ粉を
パラパラとふっただけのシンプルな料理ですが、とても美味しいのです。

でも、先週の日曜日は、これをブツギリにして・・・・
日本の代名詞・・・「たこ焼き」で一杯。

流し込んだ生地にキャベツやねぎのみじん切り、紅生姜のみじん切りを
いれ、タコを放り込みます。
大たこのたこ焼きを目指して、妻に大きく切ってもらったのですが、
タコ焼き器のサイズが標準サイズだったので、タコがはいりきりません。

がんばってひっくり返すも・・・たこ焼きには沢山の穴が開いてしまい
ました。
なんとか、補修用の生地を追加しながらひっくり返して形を整えます。

ん〜〜〜〜・・・出来た
ソースは日本から持ってきたブルドックとんかつソースで。
鰹節や青海苔も、我が家のストックから出てきました。
熱々のたこ焼きを口の中にほおばり、ビールで冷やしながら食べるの
至福のひと時・・・・。
あー、シ・ア・ワ・セ!!
と、ところがこの日はもっとすごいものを作ってしまいました。

モロッコで生産された缶詰です。
大手スーパーマーケットのアスワック・アサラムで2年前に見つけ
ました。
最初に缶詰を見たとき、デザインがまん丸の白いキノコだったので
きっと、タイカレー等で使う「フクロタケ」だと思い、今度グリーン
カレーに使おうと買って、そのまま2年が過ぎてしまいました。
先日、ちょっとしたお鍋に使おうと、何気に缶を開けたのですが、
どうやら「フクロタケ」とは似ても似つかないキノコ・・・と言うか
塊が出てきました。

よーく調べてみると、「白トリュフ」と書かれていました。
食べてみると、確かにトリュフの美味しさでした。
え、何でそんなこと分かるかって?
昨年末にイタリア旅行したときに始めて食べたのですが、なんとなく
その野趣あふれる味を覚えていましたので・・・・。
そして、これは面白いと思って2年ぶりにアスワック・アサラムの
店内を探しまくったのですが、もう既に販売していませんでした。
諦めかけていたところ、その缶詰は私達の住むアパートの近くの
スーパーマーケット「SABRINE」に置いてありました。
値段は1缶 120ディルハム(約1,200円)です。

缶詰を開けるとトリュフは水煮になっていました。
そして、この量!!
あの値段で、この量とは驚きです。
トリュフはヨーロッパでは超高級品。1個で数千円するものもあります。
モロッコ産の白トリュフはそれほど香りが高くなく、値段が安いのだと
いうのを以前聞いたことがありますが、それにしてもあの値段でこの量。
驚きです。

えーい!!
それなら、トリュフ丸ごとたこ焼きの生地の中へ入れてしまえ〜っ!!
と、やってみたのですが、大きなものはたこ焼き器の中に入りきりません
でした。
割りに大きめにカットしたトリュフを生地の中に放り込みます。
さらに、ねぎや生姜が入るとトリュフの味が損なわれるとの判断により、
生地にはトリュフ以外の何も入れません。

そして、出来上がったトリュフ焼き。
超贅沢なトリュフ焼きですが、モロッコ産缶詰があの値段だから出来る
事なのですね・・・。
フッフッフ・・・と、怪しい笑みを浮かべながら、塩をつけて食べます。
熱が加わる事により、トリュフが香りを放出しているのをカリカリの生地
が香りを逃がさず、中に閉じ込めているので、味が濃くなったような
気がします。
しょっちゅう食べるものではないですが、これはとってもいいものを
見つけました。
そして、もう一種類 気になるものを見つけましたので、それは又、いずれ
紹介したいと思います。
(まだ、食べていないので・・・)
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