今日は巻き爪を治すという最強の目的を達成するために、皮膚科へ行ってきました。
受付を済ませると、早速診療室へ。
医師の先生は人がいっぱいで急いでたみたいな雰囲気で、突如早口めに喋りだす。
先生「右足だったね、見せてごらん。」
漣「あ、はい。」
先生(足を見るや否や)「ああ、巻き爪だね。爪のエッジ部が肉に食い込んでるよ。」
漣「あ、そうなんですか。」
先生「これは一番良いのは爪を切っちゃうことだね。」
と、さっさと紙に想像図を書き出した先生。
先生(絵を描いて)「こんな感じに切っちゃえば大分楽になりますよ。ちょっと痛いけど我慢してね。」
漣「え、ああ…」
と、この間わずか三分足らず。
ってちょっと待って、この絵ヤバイよちょっと!
これ痛いよ絶対!
先生(爪切りを爪の間に入れながら)「思いっきり下に力入れてね。はい、じゃあいくよー。」
え、ちょっと待って心の準備ができてないって。
ちょっと!!
先生「ビビッてるの?大丈夫大丈夫。みんな痛がるけどやってくから」
これやってくってか無理矢理…
って
おい!
ギャアアアァァァ…!!!
……二度と巻き爪にはなりたくないと思った瞬間でした。
先生「ほら。さっきまで食い込んでた所から血が出てきたでしょ。これが痛かったんだよ。じゃあ、薬出しときますから、塗っといてください。」
かくして、俺の苦痛はスルーされたのだった。


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