多分、円形コーナーギリギリの道をできるだけ遠回りしながら走っていくのが良いんだと思う。
一度そこからはみ出してしまえば、枠の中を回ってる大多数の人間から逸れることになってしまう。かといって、コース中央の渦の中をくるくる回ってるだけなら、そこには何も生まれて来ないに違いない。エネルギーはスレスレに保ちつつ、曲がり切れる運転をする。
でも、最初から舵取りが上手くいくかといえばそうでもない。だから、飛び越えても戻って来られるような時期が必要であって、そしてそれがモラトリアム期なのかもしれない。
要するに、枠を拡げるのが今の生き方、そして、打たれる寸前に引っ込むような杭になる練習なのでしょう。

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