早稲田大学教育学部の受験報告です。
朝、6時50分に無事起床も、時間が無いと判断。朝ご飯はコンビニにしようと思う。しかし、電車を乗り間違え、西早稲田に到着。仕方なく駅の自販機でワッフルを買い、前の日に買った最凶のハバネロと共に入場する。(-30分)
試験開始のベルと共にスタート! 得意の英語でリードを図る……ってあれ、何だか眠いぞ……ん、ケプラーって人じゃなくて衛星かよ! と、最初の1問に1/3の時間をかける。(英30分)
こりゃ駄目だな、と一気に闘志が失せ、第2、3問はセンター力で捩じ伏せる。(70分)
第4問を解いている間に隣の人が寝はじめる。プレッシャーを与えようってわけか。だかしかし……残念ながら君の隣には早稲田に何の執着も無い男が座っているのだよ……などと思いつつ、時計を見ると残り5分。あっれー、あと1題残ってるぞ。そんな訳で、心眼を使い解答する。ここで試験終了。あ、無理だ、と思う。
昼休み。仕方ないのでハバネロを貪る。一気に開眼される。時間がかなり余ったので、戦争と平和を読む。そうこうしている間に、化学がスタート!
ここの化学知識問題ばっかりなんだよなあ…と、問題を見ると、ん? なんだこれ、まさかめちゃくちゃ簡単…? だけど何一つ情報が与えられていない。なんじゃこりゃ。とりあえず1問目から始める。
無機の知識をひたすら埋める問題。工業的製法関連の問題だが、最後に48番元素を問われる。ヒントはあったが、不安なので周期表をそこまで書いて確認する。(5分)
第2問。格子の問題だが、ノーヒント。ああ、早稲田対策してる奴はちゃんと覚えてるんだろうな、と思いつつ、面心立方の形を忘れていたので適当に埋める。(15分)
第3問。理論の知識問題。あれ、圧平衡定数って勝手に分圧の文字置いていいのか? とか、濃度は[]で表していいのか? とか、謎が生じる。しかし、他にやりようがないので良いと仮定し証明無しで用いる。(20分)
第4問。やべえ、最後の1問なのに時間が半分以上余っている……大丈夫かよ、とか思って解きはじめる。途中ニンヒドリンの構造式が登場。よし、これならあんまり知ってる奴いないだろ、とほくそ笑みながら選択する(第2問の面心立方が全く違うのに気付いたのは試験後)。
結局、時間を持て余しつつ終了。英語の失敗が悔やまれる。
そして、最後は数学。本命の予行演習としても、解きたいところ。
試験開始と共に、A3の馬鹿でかい解答用紙をフォールドする。よしきた、最初は順番決めだ。3問目は座標。これはいけそうか? と、まあこんな風に順番を決める。(5分)
まずは座標から潰しにかかる。ええと、中心を通る半径2の円と、その右側に2つ半径1の円がくっついて…だんご三兄弟みたいな形だな。左の円を反時計周りに点Pが動き、右の2つを無限大みたいな形で点Qが動く……PQの長さの最大値…と。とりあえず場合分けか。p、qで座標を表して…あれ、これ想像以上にめんどくさいな…とりあえず飛ばすか。(30分)
次、第2問。正6角形を底面とした6角錘の隣り合う2面のなす角、か。法線ベクトルのなす角だろうな、と思うも、先が続かない。とりあえず飛ばす。(40分)
うわ、やばいぞ、0完になる。第1問の(3)へ。センターの底辺みたいなベクトルの問題。面積比でやっつける。(4)へ。なんか忘れたけど答が出る。続けて(2)へ。(60分)
確率か。確率は適当でいいや、と、1/5を謎の自信で書き込む。(1)へ。極限か。1/nがn乗根の外に出てるから、区分求積…? いや、普通に1/nを入れて、各項に分けてかければいいか。しかし、何だかおかしい。書き方を変えると答が変わってしまう。あ、これは俺が馬鹿だなと確信し、最後の第4問に進む。(80分)
あー、不合格だ、と思いつつ、嫌な形の不等式を見る。なんとなく左辺を展開すると、二項定理を使って全部の項にx>yを使ってやれば右辺と同じ式になり証明完了。ちょっと浮かれるが、何度も書き直す。(100分)
(2)は、(1)の結論にぶち込むだけだ! と式を代入し、案の定答が出る。ようやく大問を1つ完答する。(110分)
ここで他はあきらめ、6角錘の問題のアウトラインを書いたところで終了。どっちにしろこの答を出し切る力は無かったな、と思う。
そんなこんなで、朝からワッフル1つとハバネロ3つで凌ぎ切りました。
早く寝ないと痛い目にあいそうなので、今日はこれで失礼します。

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