ホエールウォッチングや水族館ガイドなども、結構応募人数が多かったのですが、ニューイングランド水族館で人気のボランティアはなんだったけか?と思い出してみました。
1つは、迷子の赤ちゃんアザラシの世話。
赤ちゃんアザラシは、お母さんと一緒に暮らしているのですが、お母さんがエサを捕りに行ってる間に迷子になったり、あるいはお母さんが帰って来なかったりして岸に取り残され保護されたアザラシが、毎年数頭、ニューイングランド水族館にやってきます。
ボランティアの仕事は、早朝か夕方(あるいは平日か祝祭日だったか?)に、赤ちゃんのミルクやりなどの世話をすることです。
ちょっと見、楽しそうですけど、どんな動物の赤ちゃんでもそうだと思いますが、実際はかなりの汚れ仕事と聞きました(それにくさいと・・)。
抵抗力のあまりない赤ちゃんが感染症にならないよう、消毒にも気を使います。
それでも人気で、私が「アザラシの世話がしてみたい」と応募に言ったところ、もう既に「空き待ち」状態でした。
しかも、当分、順番が来そうにない、長い列で、世話をすることは出来ずじまいでした。
育った赤ちゃんは、独り立ちできるようになると、海に帰すのですが、聞いた話では、そのときのために、あまり感情移入して人間慣れさせてもいけないそうです。
もう一つ、水族館で人気のボランティアは、ダイバーでした。
ジャイアントオーシャンタンクにもぐって、水槽掃除、えさやりをする仕事で、見るからに楽しそう、人気なのも納得です。
人数を制限するために、ペンギン水槽でえさやりのボランティア(ペンギンは個々にエサをどれくらい食べたか、記録しながらエサやりしますが、個体によってはなかなかエサに食いついてくれなくて、結構大変そう)を一定期間やった人に限っているようでした。
こちらは、ペンギンの世話をすることも、待ち行列に並ぶまでもなく、ダイバーの免許が必要な時点で、私はアウトでしたが。