ロングビーチ(カリフォルニア州 USA)に行く機会があり、ホエールウォッチングに行って来ました。
計4回。
ニューイングランド水族館とは関係ないですが。
アメリカに着いたのは2月1日。
翌々日辺りからはカリフォルニア州にもストーム(南東部に竜巻の被害を及ぼしたもの)の影響が出ると天気予報で言っていたので、その前にと、翌日、早速ウォッチングに出かけました。
この辺りは、12月〜3月の間、バハカリフォルニアに南下するコククジラの通り道です。
予約はなし、余裕を見て1時間前に行き、ブースでチケットを買いました。
一応、「コククジラ見える?」と聞くと、「よく見えるよ」
ホテルにあったロングビーチのパンフには、今年はシロナガスも見えるみたいなことが書いてあったので、「シロナガスは?」と聞くと、さすがに、これは「見えない」そうで。
まだ時間もあるので、その足で、すぐそばにあるパシフィック水族館に寄って、メンバーになる手続きをしました。
滞在中やりたいのは、ホエールウォッチングと地元水族館を堪能することなので、いつでも好きな時に入館できるメンバーになった方が割安です。
中央がホエールウォッチング用の船。左はチケットブース。
朝のクルーズから戻ってくる人たちと、今から乗り込む人たち。
10分前に戻り、すでに20人ほど並んでいた列に加わりました。
船は全長30mくらいで、1階は屋内席があり、2階に向かう船首に階段状の屋外席、2階の席も外です。
港付近の景色。
天気もいいので誰もが屋外の席を選ぶなか、私は1階の屋内へ。
この日は気温が15度ほど、海の上ではそれよりずっと寒くなるはずのなで、まずは、体温を温存する事にしました。
港の出口では、鵜がお行儀よく並んでいました。
船がロングビーチの港を出て、パシフィック水族館から派遣された職員の説明を聞きながら20分ほどたった頃、速度が落ちました。
さあ、いよいよです!
しかし、なかなか見えないクジラ。
乗客も加わって、みんなでハート形のコククジラの潮吹きを探します。
コククジラの特徴的なハート形の潮吹き。
やがて見えたのは、かなり遠くのコククジラでした。
船に近づかれるのを嫌ってか、船が行くと、大抵背中をくいと曲げてダイブしてしまいます。
そうなると、しばらくは海面には出てきません。
タイヘイヨウカマイルカの群れ。
でも、そのかわり、この日は何千頭のイルカの群れ(スーパーポッド)に遭遇する事になりました。
ちょっと見にくいですが、白波のたっているのはすべてイルカ。
船の周り、見渡す限り、イルカだらけ!
これもちょっとわかりにくいですが、辺りはすべてイルカの群です。
数十頭〜数百頭ほどのカマイルカの群れが一同に介しています。
船首の下にも、ボーライディング(船の波に乗る)をするイルカたちが泳いでいるのが見えて、みんなで大喜びでした。
ボーライディングするイルカたち。
この日の主役は、イルカとなりました。
まあ、イルカもクジラなんですけど。
最後に遠くで尻尾をあげてダイブしたコククジラ。