2008/3/31

東町ステーションでの研究打ち合わせ  研究室
これから始まる研究の打ち合わせで,鹿児島大学水産学部の東町ステーション(鹿児島県長島町)に来ています。鹿児島市から車で2時間半,八代海に面した漁業の町にある臨海研究施設です。

海藻の成長試験をおこなう適地を検討するために,透明度と水深を測定してもらっています。
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春からは,ここに何回も通うことになりそうです。
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2008/3/26

阿久根市のワカメ養殖  調査
新年度の調査の一環で,鹿児島県阿久根市の生食用のワカメ養殖を訪問しました。

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塩蔵や乾燥のワカメは一年中流通していますが,冬から春にかけての時期のみ,生のワカメを小売店で見ることができます。阿久根産のワカメは,阿久根市内を中心に鹿児島市内でも販売されています。季節を感じる食材として,消費がさらに拡大することを期待しています。とても美味です。

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鮮魚店にて

最近の海産物は生きている時の姿がわからないものも多く,塩蔵や乾燥のワカメもその典型ですが,阿久根の生ワカメは(多くは)そのままの姿で販売されています(スーパーで販売されているものもパックで包装する程度)。生きているワカメの形や色を知る点でも,一般の方には印象深いかもしれません。

調査にご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。
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2008/3/25

卒業式  教育
鹿児島大学の卒業式がありました。海藻研の4年生4人(育成3人,海洋センター1人),修士1人(海洋センター)も卒業・修了です。就職する人,進学する人,と様々ですが,それぞれの分野での活躍を期待しています。

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(S野さんとU治君はセンターの謝恩会で一緒に写真を撮影できませんでした。ゴメンナサイ)

なお,大学院連合農学研究科の学位授与式は14日に実施され,S袋君に博士の学位が授与されました。

みなさん,おめでとうございます。
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2008/3/23

日本藻類学会第32回大会  学会
日本藻類学会第32回大会が開催中ですが,22日と23日には口頭とポスターの一般発表とシンポジウムがありました。鹿児島大学関係では,口頭発表2件,ポスター発表3件(共同研究者含む)の発表がありました。

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ポスター発表の様子

水産植物学関係では,藻場(海藻と海草)に関する発表が多かったように思います。系統分類やPhylogeographyの分野も面白い発表が多かったですね。

大会実行委員会の皆様のご尽力に感謝申し上げます。
来年は琉球大学で開催されます。鹿児島からは船でも行けるので学生を沢山連れて行ければと思います。
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2008/3/21

「藻場を見守り育てる知恵と技術」シンポジウム  会議
3月21-23日の予定で,日本藻類学会第32回大会が東京海洋大学で開催されています。初日には,磯焼け対策全国協議会の公開シンポジウム「藻場を見守り育てる知恵と技術」がありました。

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水産総合研究センターや都道府県の水産研究機関の研究員の方による発表は,藻場構成種の変動やモニタリング,藻場造成事例と多岐にわたり,どれも大変興味深い内容でした。

午前中には2009年8月に東京で開催される9th International Phycological Congressの検討会議もありました。すでにサーキュラーもありますので,ご関心のある方は参加をご検討下さい。
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2008/3/12

「海ブドウ」クビレズタの九州での生育が確認されました  
 緑藻クビレズタ(イワズタ科)は、「海ブドウ」の商品名で知られる食用海藻です。
 報告されている本種の分布域は沖縄本島までであり、奄美群島や九州における分布はこれまで確認されていませんでした。

 本種は、鹿児島、沖縄県内各地で養殖されており、最近では徳島県や和歌山県でも試験的な養殖が試みられています。しかし、沖縄県外での養殖は母藻を沖縄県等から供給しており、鹿児島県内の養殖では母藻の自給が課題となっていました。

 今回、T中主任研究員(K児島県水産技術開発センター)とU村博士、Eチェン博士(ともにK湾空港研)、私の研究グループでは、本種の分布に関する広域調査と国内主要標本庫(国立科学博物館、北海道大学、鹿児島大学)の収蔵標本調査をおこない、九州南部や奄美群島での生育を確認しました。

 この内容は、3月21-23日に東京海洋大学で開催される日本藻類学会第32回大会にて学会発表の予定です。なお、鹿児島県内での生育確認については平成19年8月18日付の南日本新聞ですでに報道されていますが、今回熊本県内での生育(注)も確認しました。
発表要旨については、日本藻類学会誌「藻類」の1号(3月発行)のp98をご覧下さい。

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写真:種子島(中種子町)で昨年7月に確認された「海ブドウ」クビレズタ

注:熊本県の天草地方では、クビレズタと同属のフサイワズタを「海ブドウ」の商品名で出荷していますが、別種です。なお、フサイワズタはこれまであまり利用されていませんでしたが、大変美味しい海藻です(このことについては、S村博士(元鹿児島県水産試験場)が藻類学会誌で指摘されています)。イワズタ属藻類でも北に分布域を持つ種ですので、本土での養殖に適した種として期待されます。
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2008/3/8

藻類講座HPのアドレス変更  教育
「藻類講座」は,藻類に関する様々な情報を提供しているホームページです。この度,アドレスが下記に変更になりました。

藻類講座
http://www.sourui-koza.com/index.html

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2008/3/8

アオカワモズク  研究室
4日の南さつま市オキチモズク調査では、淡水紅藻のアオカワモズクも見られました。
昨年改訂になった環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種に指定されています。

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アオカワモズク(小石上に生育しています)

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拡大写真

きれいな水の流れる小川に生育します。冬から春に見られます。


昨年のリスト改訂では、Batrachospermum属藻類で大きな変更がありました。新たに登録された種や和名の新称(新名)がありますので、興味のある方は環境省のレッドリスト植物II(pdf)をダウンロードしてご確認下さい。
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2008/3/7

海藻と魚介類の複合養殖の検討委員会  会議
 魚介類の養殖では、輩出される栄養塩等の環境への負荷が問題になっています。魚介類養殖で海藻を同時に栽培し、栄養塩の負荷を低減することを目指した複合養殖研究がO分県やW山県、K本県で2002年よりおこなわれてきました。この試験研究事業も本年度で終了ということで、最後の検討委員会が3月6-7の両日、O分県で開催されました。この試験研究に私自身は携わっていませんが、委員として研究の推移を6年間拝見させていただきました。
 ヒロメやクロメの養殖技術開発や複合養殖の適正密度等、目に見える成果が出てきたことが本事業の特筆すべき点だと思います。今後の研究の進展を大いに期待しています。
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2008/3/4

南さつま市のオキチモズク観察  調査
指宿市でのワークショップの前後、Y田先生をご案内して南さつま市川辺町でオキチモズクの生育状況を観察しました。3日はあいにく雨となりました。

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川辺町某所にて

毎年観察している一ヶ所目の場所ではほとんど見られませんでした。昨年発見された二ヶ所目の場所ではある程度見つかりました。現地の小学校の先生にもお話しをお伺いしましたが、総合学習の時間等で定期的に季節変化等を観察されるとよいかもしれません。人里植物ですので、地域の環境を認識する教材としても最適だと思います。

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オキチモズク(環境省指定絶滅危惧種)
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