2008/4/27

オキチモズク調査  調査
南さつま市某所で絶滅危惧種の淡水紅藻オキチモズクの生育状況を調査しました。目視で生育株数を計数します。

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4年生のN田君がカウンターを片手にアオカワモズクとオキチモズクを計数しています。

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オキチモズクの生育地は、研究者による発見よりも、地域住民からの連絡で確認される場合がほとんどです。鹿児島県でも数年前の新聞報道以来、地域の方や小中学校の先生方からの連絡で生育確認が相次ぎました。九州南部ではさらに多くの場所に生育している可能性があります。このような藻類を見かけましたら連絡下さい。
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2008/4/25

南星丸での馬毛島沖ドレッジ調査  調査
学部附属練習船南星丸に留学生を除く海藻研全員で乗船し、馬毛島沖でドレッジ調査実習をおこないました。

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佐多岬沖は、流れ藻が多く見られる海域です。モジャコ漁も流れ藻の浮遊量に影響されますので,重要な水産資源と言えます。
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流れ藻構成種を調べるため、いくつかを採取してもらいました。

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ドレッジは荒天での作業になりました。船長以下船員のみなさんに感謝です。
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学生の皆さんも頑張ってくれました。揺れる中で下を見ながらの作業は船酔いに強い人でも気分が悪くなります。
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海況がさらに悪化してきたため、海域を離脱します。佐多岬沖が一番揺れました。船底から突き上げる揺れですが、無事に山川港まで戻りました。こんな揺れの中でも食事を調理して下さる司厨長と司厨次長のお二人に深く感謝します。
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山川港に戻り、落ち着いたところでソーティング作業をおこないました。

船長以下、船員の皆様に重ねて御礼申し上げます。来月もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2008/4/22

様々な藻場調査  調査
九州の海藻は春に繁茂しますので、4月は様々な調査で大忙しの毎日になります。いくつかの調査で見られた海藻等をまとめて紹介します。

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串木野の調査では、例年通りの場所(水深10-14m)にアントクメを確認しました。まだ、10cm程度の大きさです。

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大分県まで夜間に高速道路で5時間強。翌朝、佐賀関でカジメ(商品名クロメ)漁業の取材をおこない、昼に水産試験場でヒロメの養殖試験を見学しました。大分では主要な食用海藻であるカジメですが、磯根資源維持の観点から採取量の制限があり、資源の持続的な利用がおこなわれています。ヒロメの養殖時技術開発も順調のようで、今後の利用普及等が期待されます。ご案内下さいました関係者の皆様に御礼申し上げます。
見学の後、天然のヒロメ群落の調査もおこないました。ワカメと同属ですが、側葉がない点等で区別できます。
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周辺にはクロメの群落も見られました。鹿児島では見られない藻場の景観です。

指宿市では、K児島県水産技術開発センター沖の藻礁調査をおこないました。また、漁協でヒトエグサ養殖の取材をおこないました。

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天草南部に位置する鹿児島県長島では、アントクメの調査と成長試験をおこないました。
東シナ海に面した長島西部某所でのアントクメ群落です。
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串木野市よりも生育密度は高そうです。
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潜水調査初参加になる4年生のT屋君です。初参加といっても,サークルの海洋研究部でスキルを積み重ねていますので素人ではありません。頑張ってくれました。
潜水系の部活やサークルで経験を積む他に、鹿大水産学部では潜水士養成講習やダイビングライセンス取得の紹介等をおこなっています。SCUBAを用いた卒論等を希望する学生は、研究室配属までにラインセンスと潜水士を取得することをお勧めします。
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調査と平行して、アントクメの成長試験の準備もおこないました。

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琉球大学名誉教授K村先生の種子島屋久島調査に同行しました。
海岸の様子はまるで沖縄ですが、屋久島の某所です。コケモドキ属等の絶滅危惧種の生育状況を調べました。
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汽水性の種類については、生育範囲を把握するために河口付近からどんどん遡っていきます。まるで沢登り。
K村先生の様々なお話はとても勉強になりました。ご一緒させていただき、ありがとうございました。

他にもいくつかの場所で調査をおこなっていますが、すべて無事に実施できました。
ただ・・・研究室に戻るとポストが郵便物や書類であふれかえり、メールも数百通・・・。私と音信不通になっている方々が多数おられると思いますが、この場を借りてご不便をお詫びします。
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2008/4/11

ワカメ  教育
島原のワカメを研究室で広げてみました。

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スケールの長さは20cmですので,体長は1mほどにもなります。撮影しやすい小形の個体を選んだので,これ以上の個体もあります。

ワカメについては藻類学実験でも観察しますが,標本にしやすい(さらに)小形の天然個体を使用します。撮影のために学生に葉を広げてもらいましたが,皆さんその大きさに驚いていました。

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2008/4/10

オゴノリ  調査
島原からの帰り,オゴノリの生育状況を熊本県南部から鹿児島県出水市にかけての数カ所で観察しました。九州南部では,今の時期が成熟時期になります。

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写真:熊本県田の浦町のオゴノリ

オゴノリの写真は干潟に干上がった状態で撮影されることが殆どですが,生えているところを横から撮りました。ベントスの視点で見ると,うっそうとした藪ですね。

ほぼ,例年どおりの場所に見ることができました。
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2008/4/10

長崎県島原市のワカメ養殖  調査
長崎県島原市でワカメ養殖の調査をしました。

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朝2回目からの収穫に同行し,養殖規模や生育状況等を見学しました。島原は九州での主要なワカメ産地として知られており,収穫は春の風物詩となっています。

国産ワカメが品質やトレーサビリティの点で注目されています。直販の商品もあったので,個人的にも購入したいと思いました。

写真から,生きているワカメを大きさを察することができます。大きいですね。

取材させていただきました漁業者の皆様,調整下さいました県のS川様,どうもありがとうございました。
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2008/4/7

桜島での実習  教育
今回の大潮では,ベントスや海藻類の潮間帯における分布構造を観察する実習が集中で開講されています。今日は,海藻の垂直分布構造を調査,観察する実習をおこないました。

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写真:群落に目盛付きのポールを立て,高低差を測量中

海岸に測量器を設置し,様々な海藻群落(調査点)の離岸距離と高低差を測量します。さらに,調査点に設置した方形枠内の海藻種構成と被度を観察します。低潮線付近までは胴長での調査です。水深によって海藻群落が帯状に変化することを目で見て学びます。

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写真:方形枠内の海藻の観察

漸深帯はウエットスーツ着用で観察します。鹿児島の場合,海藻群落の主体は低潮線以下ですので,潜る方が多くの種類を観察出来ます。

すぐ近くの海(市街地からフェリーで10分強)でこのような実習ができるのも,鹿児島大学ならではと言えます。学生は3日間この磯に通い,様々な生物の観察をします。

夏には,海洋資源環境教育研究センター東町ステーションでの臨海実習もあります。学生の皆さんで興味のある人は,是非参加しましょう。
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2008/4/6

春の大潮  調査
 土日ですが,大潮なので両日とも海藻採集に行きました。この時期にヒトエグサやフクロフノリ等を採集し,6月開講の藻類学実験用に冷凍保存しておきます。学生実験では生の材料を基本的に用いますが,春に繁茂する海藻は枯れてしまっているので,事前に採集しておかなければなりません。

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写真:鹿児島市喜入町のツルシラモ
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2008/4/1

新年度開始  研究室
新年度が始まりました。

院生(修士)3名,4年生6名(育成3名,海洋センター3名)で一年間,研究に取り組んでいくことになります。新しく配属になった4年生の皆さん,研究室の雰囲気を盛り上げていくのは皆さんです。どうぞよろしく。

院生の皆さんは,大きく飛躍する一年になることを期待しています。
頑張っていきましょう。

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