(第4次空襲)
来襲機数20機
撃墜機数8機(不確実3機)
12:23
真方位90度60`に戦爆雷聯合約20機の飛行機群を発見補足す。
敵機は解列来襲「SB2C」約4機右艦首方向より太陽を利用し急降下に移れり、同時に「TBF」4機右正横より緩降下低空爆撃の如く見たるも実は雷撃なり次で左舷より雷撃機4機来襲す。
12:53
魚雷4本命中。
右舷70番ビーム及左舷70番ビームに各1本命中。既に艦の前部は中甲板迄浸水し在りし所本被害に依り艦首を更に沈下し前「トリム」となる。「トリム」修正を行う。
左舷120番ビーム魚雷命中。「アーマー」内異常を認めず。
右舷138番ビーム魚雷命中により第一次空襲時右舷130番ビーム魚雷命中の際行いし第三冷却室及水壓管通路「マンホール」補強はは全部脱落し電線通路隔壁約30糎膨み第ニ防御し貴書入り口側壁3ヶ所より浸水せるを以って防御指揮官内務長海軍大佐工藤計は部下を指揮して直に浸水遮防、応急通信、応急照明により引続き踏み止まり防御指揮に任ず。
魚雷は右の外、右舷より-艦尾通過1本。
左舷より艦尾通過1本、左舷120番ビーム(艦橋直下)付近艦底通過2本。
直撃爆弾4個
左舷45番ビーム(1番昇降口付近)、左舷65番ビーム、左舷70番ビームに各1個、付近破壊、火災なし。
前部に在りし応急員殆ど全部戦死。
右舷135番ビーム廚業事務室内に於て炸裂、付近破壊火災なし。
第4次被害に依り右に傾斜す。右舷排水に依り、傾斜右1度迄復元す。
