8月 16日 (木) 晴れ
明後日の18日土曜日、午後2時頃にシットロトにご来店の方は何て幸運なんだろう! 先月シットロトの小さな音楽会で演奏してくれた現在イタリアで活躍中のクラシックギターリスト“長岡 克己氏”が演奏終了後の打ち上げで、
「今度イタリア人のマンドリンの男連れてきますよ。 マスターに会わせたいし、来ていいですか? 良かったら2,3曲演奏しましょうか?」
「・・・えっ? まじ? いいんですか? そ、それは凄い事になってきたぞ! わ〜い」
長岡さんは毎年この時期に帰国されている。 出身地である高知県でいくつか演奏会を開いてさらに今年はそのマンドリンの男の方と仙台、名古屋、大阪で演奏するらしい。 その演奏の一つとして19日に赤岡の絵金蔵で演奏する事になっている。 その前日にわざわざ再び室戸まで来てくれるというのだ。 ・・で、そのマンドリンの方がまたかなり凄い人のようだ。
“カルロ アオンゾ”
現代のイタリア・マンドリン界で最高の技術・表現力を持つ奏者の一人である。
彼のプロフィールを見る。
ヴェネツィアの“第6回ヴィットリオ・ピツィアンティ国際マンドリンコンクール”でヴィヴァルディ特別賞受賞。
1997年 アメリカ・カンザス州で行われた“第27回ウォルナットバレー・マンドリンコンクール”優勝。
2006年から“イタリア国際マンドリンアカデミー”を主催し、また欧米各国で演奏技術指導も多数行い、さらにマンドリン音楽の歴史研究も行っておりその成果を反映させたCDは注目を浴びている。
〜〜〜ん〜〜 何とも凄い人だ! 写真を見ると、立派な口ひげを蓄えており頭もプロフィールのように輝いている。 それ相応な年なのかな? と思いきや、
「こいつ貫禄あって年上に見えるけどオレより若いんやで」
こいつ・・か? 良いな、こんなお方を“こいつ”呼ばわりできる長岡さんが大きく見える。 ・・・実際立派なお腹してるけど・・・。
「やつはジャズも出来るから、なんかセッションでもやりましょうよ」
へ〜 ジャズも出来るのか。 悔しいな〜
18日、ホントにセッションになったら凄いな〜〜 こんな素晴らしい一流の演奏家とセッションが出来るなんて、夢のようだ。
夢なんて見てる場合じゃない! 寝食惜しんで練習しなくっちゃ!!
さ〜〜〜 練習だ!! 仕事なんてやってる場合じゃない。 朝まで練習だ! 昼になっても、練習だ!!! お客さん来ても、
「あ〜 すいません!! お湯沸かしておきますので・・・」
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18日の午後2時、素晴らしいひと時が店内を埋め尽くしているだろう。

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