2011/1/22

 
南の島での任務を終えて帰還した私は、現地での諜報活動で収集した情報の整理に追われていた。

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そこへ、ある男から一通のメールが届く。
「○○でアジ入れ食い。今週末出撃予定!」
一見、釣友からのお誘いメールのように見えるが、実は組織からの暗号指令である。
その男もエージェントの一人だ。

「了解。△△方面で泳がせやった後で合流します♪」
と、私も暗号で返す。
まったく、このところ休む暇もない。


午前3時、外房某港に到着。
怪しまれないよう、釣り人を装って潜入する。
ケーソンには既に先客が入っていたので、誰も居ないテトラを選んで釣り座を構え、カゴ釣り師の振りをして竿を出す。

堤防周りにはアジの大群が寄っているらしく、一投目からほぼ入れ食い状態。
バッカンの中はあっという間に元気のいいアジで一杯になる。

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朝までやれば束越えのペースだったが、カゴ釣りはここで終了し、泳がせ仕掛けに交換する。

今朝は,満潮の潮止まりと日の出がほぼ同時刻。
上げ7分くらいのタイミングで朝マズメを迎える「いかにも」な潮回り。
水温も十分高く、いつアタリがあってもおかしくない状況だったが・・・・

なんと、全くのノーヒット。
例年、この時期にはかなりの確率でサメが掛かるのだが、今日に限ってはフィッシュイーターの気配もなし。
何事も起きないまま、やがて白々と夜が明けた。


明るくなった堤防には、ウキフカセ師やサヨリ師が次々と入ってくる。
「どうですか。釣れましたか?」と声をかけられ、「いや〜、アジはうじゃうじゃいるんですけどね。泳がせで一発狙って空振りでした。あはは。」と、釣り人の振りをして応じる。

これはまずいことになってきた。
あまり長居をしていると、正体を怪しまれかねない。
生き残っていたアジを全部リリースして堤防を撤収し、件の男に暗号メールを入れて連絡を取る。
「泳がせは空振りでした(泣)。アジはたくさん寄ってますが・・・。」

その男のコードネームは、"mobara"。
若い頃には雪山での山岳戦を得意とし、つい最近も、一党独裁体制の某隣国に潜入して無事生還を果たした武闘派である。
本日の私の任務は、mobara氏にある物を引き渡すことだ。

すぐにmobara氏から、「○○でアジ大漁♪140匹!」と返信が届く。
もちろん、これも暗号である。
実際、彼はいったいどこで何をしているのだろう?
小さな疑問が一瞬脳裏をよぎったが、世の中には知らない方がいいこともある。
つまらぬ好奇心は身を滅ぼす。面倒は御免だ。
余計なことを考えるのはやめて、待ち合わせ場所に指定された「鳥山ビーチ」へと向かった。

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鳥山ビーチでは、上空に大量の鳥、沖合に漁船、サーフには大勢のルアーマンが群らがり、陸・海・空から総攻撃の真っ最中。
これでは敵潜水艦隊もひとたまりもないだろう。

駐車場でしばらく待っていると、ボンド・カーばりの驚きの仕掛けのある車に乗ったmobara氏が現れた。
私達は笑顔で挨拶を交わし、あくまで釣り人を装いながら、機密情報を交換する。
「鳥山、すごいよね。あの下には何が居るんだろう。」
「最近までイナダが回っていたらしいよ。○○港の堤防周りも鳥だらけだったし。」
「今日はルアー持ってきてないんだよね〜。残念。」
「##さんも今こっちに向かってるらしいよ。」
暗号を駆使した会話なので、仮に第三者が聞いたとしても意味は分からない。

そして、周囲に人がいなくなった頃合いを見計らい、目的の品物をmobara氏に引き渡して本日の任務を完了。
再び車に乗り込んでmobara氏と別れ、帰還の途についた。


一仕事終えた後は、好きな地酒で一杯。

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一宮町・東浪見の「稲花正宗」

危険な任務の緊張感から解放されほっと一息ついていると、奥さんがにっこり笑ってこう言った。
「明日、買い物に行くからちょっとつき合ってくれる?」

おっと、また仕事だ。
わかったよ。アンジェリーナ(爆)。
 


※本稿はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
    
タグ: 釣り

2011/1/15

 
今年の初釣りに行ってきた。
先週末、海辺に立ったようなおぼろげな記憶もあるが、多分釣りはしていない。
まったく、歳をとると物忘れがひどくてなって困る。

午前3時。
外房HG港の堤防テトラに到着。
足場の良い堤防ケーソンには数名の先客の姿があったが、テトラには誰もいない。
いつものお立ち台をキープして、さっそく釣り開始。

カゴ仕掛けにコマセを詰め、吹き流し2本バリに付けエサのオキアミSサイズをセットして投入すると・・・・・
いきなり一投目からアジがヒット!
体長16〜17cmの「丁度いい」サイズだ。
さらに、コマセが効きはじめてからは、二本針に二匹掛けの連チャンモードに突入。
大きな群れが接岸しているらしく、釣り始めて1時間もしないうちに20匹ほどの元気のいい「活き餌」を確保できた。
第一ステージは難なくクリア。


これだけの数の小アジが寄っていれば、当然、その下には、腹を空かせた「奴」が忍び寄っているはず。
まだ空は真っ暗だが、仕掛け一式交換して、第二ステージの泳がせ釣りを開始した。

出発前からある程度予想はしていたのだが、今夜は潮が動いていない。
夜から朝にかけての潮位の変化がほとんどないので、干満による潮流が発生しないのである。
ウキはほぼ一か所にとどまったまま、活き餌が泳いで引っ張った分だけ移動する程度。
動かないウキをじっと見続けることほど退屈なことはない。
1時間ほど経ったところでさすがに飽きてしまい、それまで手持ちしていたロッドをテトラに立てかけ、ベールをフリーにして、堤防上に戻ってティーブレイク。

ところが・・・・・
こういう時に限ってアタリがあるのである。
ぷかぷかと漂っていたウキがいきなり沈み、そのまま水中を右方向へダッシュ!
うわ、来た!
この走り方はヒラヒラでも、サメでもない。たぶん鈴木君だ。
あわててテトラに戻って竿を取り、臨戦態勢に入る。

しかし、時すでに遅し。
すでにかなりの長さのラインを出されてしまっており、魚ははるか右方向。
ロッドパワーにものを言わせて強引にこちらを向かせ、巻き取りに入るものの、方向転換した魚はテトラ帯に向かって走り始めた。
うわ、ばか、やめろ!
そっちに行くなあああああ!

・・・・・・ぶち!

テトラに擦れて、あっけなくラインブレイク。
がっくりとうなだれる私。
今のは結構でかかった。おそらく70cm以上あっただろう。
く、くやしい〜(泣)。

<本日の教訓>
仕掛けを入れたまま休憩してはいけません。



その後は、夜が明けてからも全くアタリはなし。
またしても惨敗。
タックルを片づけ、運よく生き残ったアジ君たちをリリースしてすごすごと退散した。

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ご苦労さま


一体私はこれで何連敗しているのだろうか。
もはや数える気にもならない。

その後、某所に移動して暖かい「火鍋」に舌鼓を打ち、噂の「爆釣大明神」様にお参りをして願掛けをした。

「今年も楽しい釣りができますように♪」


P.S.
月曜日から数日、留守にいたします。
コメントへのお返事もできませんが、何卒ご容赦くださいませ。

      
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2010/12/5

パトロール  釣行記:B勝浦〜鵜原
 
土曜日のこと。
冷蔵庫の掃除をしていたわが家の偉い方から、お小言を頂いた。
「この冷凍室の中の変なもの、なんとかならないの?」

変なもの・・・
それは、今年の夏に釣って食べ切れなかったイナダの切り身(汗)。
しかもたくさん(大汗)。

承知いたしました。
このわたくしめが、責任持ってなんとかいたしますです、はい。

さっそくカチンコチンに凍った切り身をレンジに投入し、パーシャル解凍。
包丁で適当な大きさに切り分け、タッパーに詰め込んで準備完了。
「それでは、『変なもの』の処理に行ってまいりま〜す♪」


やってきたのは深夜の外房某港。
本当はこんなところに来たくなんかないのだが、偉い方の命令だから仕方がない(笑)。

外海側は昨日のシケのうねりがまだ残っているが、港内岸壁はとても穏やかだ。
さっそく、リンリン仕掛けにイナダの切り身を付けて投入。
クーラーボックスに腰掛けてのんびりと待つ。

結果は・・・・

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(元気なうちに全部リリース。カニさん怒ってます(笑)。)

ドンコのシーズンインはまだみたい(当たり前か・・・)。


とりあえず遊んだところでいよいよ夜明け。
さあ、ここからが本番である(笑)。

アジングロッドに5cmミノーをセットし、スタンバイ。
先週のメッキ、まだ居るかな?
居たらリベンジだ!絶対やっつけてやる!
ふっふっふ♪

結果は・・・・

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はい。気配もありませんでした。
な〜んも居らんがな(泣)。
港内には体長4〜5cmのベイトの大群(多分トウゴロウ)が入っていて、「いかにも」な状況だったのだが・・・・


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大多喜の道の駅で、ひとり反省会をして帰路に着いた。
なんか、最近、魚が釣れる気がしない・・・(泣)。



<本日の大迷惑>

タバコは吸ってもいいから(ただしポイ捨てはダメよ)・・・

ワンカップ飲んで騒いでもいいから(ただし海には落ちないでね)・・・・

大音量でラジオ聞いてもいいから(釣りしてるのに退屈なのか?)・・・・

コマセ汁撒き散らしてもいいから(く、臭い)・・・

せめて、せめて、これだけは守ってください・・・・


海面を、ヘッドランプで照らすな!(怒)

魚が逃げてしまいます。

     
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2010/11/29

疑惑の一匹  釣行記:B勝浦〜鵜原
  
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<本日のNGワード>
・小さい
・ソゲ
・リリースサイズ
・カレイなら良型
・煮付けサイズ
・かわいそう
・持ち帰ったのか?
・幼魚虐待
・食うとこ無いだろ
・ヒラメサイズを見せろ
・カレイじゃないの?
・一匹?
・下手糞
・ださださ
・今日は月曜日
・仕事はどうした
・朝になったら熱が出てたらしい
・38度でもロッド振れるんだ、へえ〜
・今朝○○港でお会いした##です。お久しぶり。お元気そうで何よりです。
・平日釣行最強♪
・最近釣れなくてムキになってるらしい
・ソゲで得意顔、ぷぷ
・おめでたい奴
・痛い奴
・こいつ馬鹿
・だめな大人の典型
・彼氏にしたくないタイプ
・自虐自演乙
・身が薄そうなカレイ
・人物も薄っぺら
・今朝○○港でお会いした##です。その後GTはどうでしたか?
・メッキ好調、朝夕マズメが狙い目、おススメルアーは5〜7cmミノー♪
・メッキ画像無いけど?
・俺は釣ったよ(笑)
・ルアーが大きすぎたらしい
・マジ阿呆
・ほんとに食ったのか?カレイ



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あらかじめご了承ください。


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2010/11/27

だめんず日記  釣行記:B勝浦〜鵜原
 
今週も、前回に引き続き「アジング」釣行。
前回は良型に出会えず不本意な結果に終わってしまったので、今回は尺アジの実績の高い某マル秘磯でリベンジだ。
 
車に積み込む荷物はルアータックルのみ。
狙った獲物をGETできる確率は(おそらく)格段に下がるが、その分、一匹釣れたときの喜びも大きいはず。
ストイックというか、マニアックというか、自虐的というか・・・
まあ、はっきり言ってアホです(笑)。

お目当てのポイントに到着してみると、先週ほどではないものの東方向からの周期の長いうねりが入り、かなりの荒れ模様。
足元にはサラシが広がり、時折波の飛沫が飛んでくる。
カゴ釣りであればそれほど問題ないレベルだが、アジング用のライトタックルで攻めるのは正直厳しい。ていうか、無理だ(汗)。

波風の影響の少ない港内のポイントに移動するという手もあるが、それでは前回の二の舞になってしまう。
それに、この状況であれば、もしかしてシーバスを狙えるかも・・・

淡い期待を抱き、シーバス用のタックルでミノーを投げ倒してみる。
足元のサラシの中、サラシの縁、沖の沈み根の際、払い出しの潮目、潮の巻いた淀み・・・
深夜の無人磯でひとり奮闘するも、結局、生体反応は無し。
あらら・・・・やっちまった(泣)。
朝マズメまでの残り時間もあまりなくなってきたので、mobaraさん、キャロルさん、rickeyさんが居られる某港へ移動する。

堤防に到着し、今回が初対面となるキャロルさん、rickeyさんにご挨拶。
mobara師匠はじめ、皆さんすでにかなりの数のアジを確保されていた。
おお〜、す、素晴らしい!

管理人もいざアジングで爆釣!といきたいところだったが、強風のため残念ながらここでも断念。
シーバスorヒラメ狙いでルアーを投げてみるも、結果は丸ボ。
そうです私はダメ男・・・(泣)。

結局、何事も起きぬまま朝を向かえ、皆さんのクーラーボックスの中の釣果に感心したり、rickeyさんの神経締めの技に感嘆したり、Bサーフさんがどこからか釣ってきた優に尺越えの"ギガアジ"にぶったまげたり、しばし楽しい時間を過ごした後、堤防を後にした。

キャロルさん、rickeyさん、機会があればまたぜひご一緒しましょう♪


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その後、朝市でお土産のアジの干物を購入した後、いくつかのサーフポイントを回って下見&情報収集。
有益な情報もいくつかGETして、今後の希望を(かろうじて?)つないだ管理人でありました。



※外房おまけ情報
サヨリが好調に釣れてます。
各人気ポイントは、地元釣り師で大賑わい。

<OJ港>
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<TT港>
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↓潮抜き中

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