2017/8/11

今さらながら釣りマナーのお話  釣りのマナーとルール


とある緑地公園の入り口の看板。
いっそのこと立入禁止にしてください。(^^;


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さて、今日から三連休。
お盆の時期とも重なり、各釣り場は混雑が予想されます。
例年この時期は当ブログの閲覧件数も増えるので、余計なお節介であることは承知の上で、釣りのマナー等に関して書いた過去記事をいくつかピックアップしてご案内させていただきます。
ベテラン釣り師の皆様、当ブログの昔からの読者の皆様にとっては釈迦に説法ですので、スルーして下さいませ(笑)。

皆様にとってトラブルのない楽しい夏休みになることを、陰ながらお祈りしております。


〇釣り場でのマナーについて

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/2102.html

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/2015.html


〇最低限必要な安全管理

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/1405.html


〇情報管理の必要性について

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/1834.html


〇どんな釣り人になりたいですか

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/1757.html

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/853.html


〇漁港での釣り規制について

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/2204.html


〇遊漁のルールについて(漁業権ほか)

http://sea.ap.teacup.com/siomatigoya/557.html


◇◇◇◇◇
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2014/4/10

勝浦漁港の釣り規制について(その3)  釣りのマナーとルール
 

勝浦漁港の釣り規制の内容が判明しました。

堤防側も含む港内全体で、4:00〜16:00の間、全面釣り禁止。


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画像提供:ブルーボルボさん


今週末、この時間帯に、勝浦漁港への釣行を計画されている方がもしいらっしゃれば、ご再考をお願いします。


勝浦漁港の釣り規制について

勝浦漁港の釣り規制について(その2)


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2014/3/30

勝浦漁港の釣り規制について(その2)  釣りのマナーとルール
 

先日来、釣友の間で話題になっている勝浦漁港の釣り規制の件。
その後新たな情報は聞こえてこないが、私自身も大好きな釣り場の一つであるだけに、状況が気になるところである。

また、今回の件は、一部の釣り人の迷惑行為が原因といわれているが、特定の個人の問題と矮小化して片付けてしまったのでは、きっとまた別の釣り場で同じことが起きる。
関係業界を含め、釣りに携わる者皆が、決して他人事と考えることなく、正面から向き合うべき問題だと思う。


ちなみに、漁港施設での釣りをいったい誰が規制するのか。
これは、漁港漁場整備法25条に基づき漁港管理者となる地方公共団体である。
勝浦漁港の場合は、第三種漁港(注)に指定されているので、管理者は千葉県である。
管理者は、法に基づき、漁港の維持、保全及び運営その他の維持管理を行う責任を負うとともに、そのために必要な権限を有する。

漁港管理者が漁港施設での釣りを規制する理由としては、私見であるが、次の3つが考えられる。
(1)安全管理措置としての危険区域での釣り規制
(2)衛生管理措置としての荷捌き場周辺での釣り規制
(3)漁業行使権の保護のための漁港施設内での釣り規制

一般に、堤防先端部への立ち入りが規制されている場合、(1)の安全管理措置を目的とする場合が多いのではないかと思われる。
遊漁者がテトラから転落したり、高波にさらわれたりした場合、釣りを楽しむこと自体は自己責任とはいえ、遺された遺族から、予見可能な事故を未然に防ぐための措置を怠ったとして管理者の責任を問う訴訟が提起される可能性は否定できない。
また、万が一、不幸にも事故が起きてしまった場合、遭難者捜索や事後対応等に係る人的負担や費用も決して小さなものではない。
そのため、漁港管理者の立場としては、漁港施設の安全管理の一環として、危険区域への遊漁者の立ち入りを制限する措置を講じざるをえない。
港内の岸壁であれば、堤防テトラほどの危険はないと思われるものの、人が転落する危険は当然あるし、船舶が入出港する日中であれば、釣り人の投げる仕掛けが船舶に当たったり、スクリューに巻き付くリスクなど、漁業者側の安全にも配慮する必要があろう。

(2)の衛生管理措置であるが、勝浦漁港市場前岸壁の場合、実はこの問題が一番大きいのではないかと思っている。
水産物は生鮮食料品であり、その衛生管理は、消費者にとって最大の関心事の一つである。
従って、漁港管理上も、漁港施設を常に清潔で衛生的に保つことは、最も重要な課題の一つであるということができる。
腐ったコマセが足元に散らばり、ハエが飛び交いゴキブリが這い回るような岸壁で、消費者の口に入る水産物を水揚げすることは許されない。
漁港漁場整備法39条も、「何人も漁港施設を汚損する行為をしてはならない」と定めている。
漁港の維持保全の責任を負う管理者として、釣り人が残していく弁当の食べ残しや岸壁に散乱して悪臭を放つコマセは、極めて深刻で看過できない問題であると思われる。

(3)の漁業行使権については、拙稿「漁業権問題集中講座」でも述べた通りであり詳細の説明は省略するが、漁港管理者としては、漁業者の正当な漁業の操業が妨げられないよう適切に漁港施設を維持管理すべき責任を負っているものと考えられる。


以上のような理由から釣り規制が実施されると考えられるわけであるが、それではわれわれ釣り人として、どのような自衛手段を講じることができるのか。

ひとつには、言うまでもないことだが、漁港管理者に規制を余儀なくさせるような行為を行わないことである。
弁当の食べ残しやペットボトルなどのゴミを漁港施設内に捨てて帰ったり、コマセを足元に散らかしたままにしない。
自分のゴミは自分できちんと持ち帰り、コマセはきれいに洗い流して帰る。
ただし、釣り座を構える場所によっては、うまく洗い流せないこともある。
勝浦漁港の市場前がまさにそのような場所なのだが、車止めのある場所に釣り座を構えてしまうと、バケツで一、二度水を汲んで流しただけでは、車止めに遮られてすぐには足元がきれいにならない。
従って、釣り座を構えるのであれば、車止めと車止めの間の隙間からすぐに水が流せる場所にするか、そうでなければ車止めの内側にコマセをこぼさないよう十分に注意を払う必要がある。

また、漁業者の操業を直接的に妨げるような行為をしないことも当然である。
漁港施設は、釣り公園ではない。自然海岸とも違う。
注意を受けて漁業者に食ってかかるなど論外である。

そして、がつがつしないこと。
混雑している釣り場に無理やり参戦して、いたずらに混雑に拍車をかけたりしないことだ。
この点については既に述べたので、ここでは繰り返さない。


しかし、われわれ釣り人が注意するだけでは限界がある。
すべての釣り人が理性的、自制的で、マナーを守ることができるとは限らない。
また、漁業者とトラブルを起こすような釣り人は稀だとしても、コマセ等の残置を完全に防ぐことは難しいと思われる。
不特定多数の釣り人が一か所に集中すれば、どうしても問題は発生してしまうだろう。
そして、集まる釣り人の人数が多ければ多いほど、発生する問題の頻度や影響も大きくなり、やがて漁業者や漁港管理者の受忍の限度を超える。
従って、各種釣り情報を発信する釣り雑誌などのメディアや、釣具店の掲示板ないし店頭での情報提供、さらには個人のSNSなども、情報発信に際しては、釣り場環境へ与えるインパクトについて十分配慮する必要があるのではないかと思うのである。

ルアー雑誌などは、釣り場情報をあからさまに公開しなくても、十分に読み応えのある内容になっている。
立派な姿勢であり、いつも感心している。
餌釣り雑誌も、昨今の釣り場状況に鑑み、このような配慮を行うことはできるはずだ。
初心者の読者向けに、釣り場環境保全のための啓蒙活動を徹底するのも一案である。
少なくとも、漁港や自然海岸を、あたかも整備されたファミリー向け釣り公園のように安易に紹介することについては、考え直す余地があるのではないだろうか。
個人のSNSも然り、である。

釣具店の情報発信については「商売だから仕方がない」と諦める声も聞くが、目先の商売の為だけにみだりに情報を発信し、その結果として招かれざる「無法者」を呼び寄せ、釣り場を潰してしまったのでは、釣具店としての「見識」を問われる。
そんなことになれば、結局は自分自身の首を絞めることになる。
賢明な経営者なら、スタッフにそのような営業はさせないはずだ。


勝浦漁港については、最終的にどうなるか現時点では不明である。
残念ながら手遅れかもしれない。
しかし、まだ釣りが許容されている漁港はたくさんある。
それらの漁港で、これ以上釣りが規制されないよう何をすることができるのか、関係各方面協力して考えていきたいものである。

繰り返しになるが、くれぐれも、一部の釣り人のマナーの問題と矮小化して片づけてはならない。
そうしないと、またどこかで同じことが起きる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(注)
漁港漁場整備法に定める漁港の種類は以下の通りである。
 第一種漁港 その利用範囲が地元の漁業を主とするもの
 第二種漁港 その利用範囲が第一種漁港よりも広く、第三種漁港に属しないもの
 第三種漁港 その利用範囲が全国的なもの
 第四種漁港 離島その他辺地にあつて漁場の開発又は漁船の避難上特に必要なもの
第一種漁港は市町村が、第二種以上の漁港は原則として県が管理する。

<参考資料>
漁港漁場整備法
千葉県漁港管理条例
勝浦市漁港管理条例
千葉県の漁港一覧
港湾施設における釣り問題研究会報告書(新潟県)
漁港で取り組む水産物の衛生管理(水産庁)



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2014/3/23

勝浦漁港の釣り規制について  釣りのマナーとルール
 

昨日、釣友から、勝浦漁港市場前での釣りが規制されたという話を聞いた。
釣り人と漁業関係者との間で起きたトラブルが原因らしい。
(ご参考⇒http://www.sunday-tsuriesa.com/

勝浦漁港は、ここしばらく危うい状況だった。
ネットやメディア、釣具店の釣果情報に惹かれて集まってくる大勢の釣り人。
そのほとんどは善良な釣り人であるが、中には自分が魚を釣ることしか眼中にない人もいる。
周りの風景が見えておらず、漁業関係者や地元住民から向けられる冷ややかな視線にも気付かない。
どこの釣り場でも、トラブルを起こすのは結局そのような人達なのだろう。

情報を発信する側にも、この際再考をお願いしたい。
釣り人をいたずらに煽り立てるような情報発信はいかがなものか。
「商売だからしょうがない」という意見もあるかもしれないが、私はそうは思わない。
釣り場を潰して、いったい何の商売か。
勝浦漁港の次に危ないのは、某カマス港だろうか。

地元の事情を知り、漁師さんたちの仕事を知ろう。
何回も釣り場に通って、そこで働く漁師さんたちの仕事ぶりを見ていれば、釣りをすべきでない場所、曜日、時間帯などは、誰に言われなくても自ずと分かってくるはずだ。
まずは、自分のHGを決めて、一年間浮気せずそこに通ってみてはどうか。
同じ釣り場に通い続ければ、そこでの釣りの「パターン」もきっと見えてくる。

「今釣れている場所に行って、釣れている魚を釣る」というスタイルは一見合理的にも見える。
別にいいじゃないか、という人はそうすればいい。悪いことじゃない。
釣って見せてなんぼのタレントアングラーなら、それで十分なのかもしれない。
しかし、釣りを一生の趣味と決めた以上はそんな安易な風潮には与しないという「漢気」のある釣り人だって大勢居るはずだと、私は信じる。

現実を冷静に直視しよう。
もはや「マナーを守って釣りをしよう」などと呑気なことを言っていられる段階は過ぎているかもしれない。
釣果よりもずっと大切なもの、守るべきものがあるのではないだろうか。
情報に踊らず、はしゃがず、お祭り騒ぎに惑わされず、泰然としてやりすごすというのも、一つの立派な見識だと思うのである。


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2013/11/1

暦の上では三連休  釣りのマナーとルール
 

こんばんは。
薬師丸ひろこと小泉今日子の紅白競演をひそかに期待している管理人です。
歳がばれますね(笑)。

それはさておき・・・。


今週末は三連休。
天候にも恵まれ、各釣り場は入門者やファミリーを含む多数の人出で混雑が予想されます。

人が増えれば、各種トラブルのリスクが高まるのは必然。
マナーを守って、気持ちよく釣りをしたいものです。

ゴミを捨てないとか、迷惑駐車をしないとか、漁具に触らない、汚さないといった基本的なマナーについては既に様々な場面で十分に語られていますので、ここで繰り返す野暮はしません。
今回は、巷でよく聞く釣りマナーのうち、入門者が勘違いしやすいと思われるものについて、大変僭越ながらいくつかお話させていただきます。

(今回の話も既に論じられているものであり、今更私が語る必要はなさそうですが、重複を承知であえて書かせていただくものです。釣り経験豊富な皆様にとっては釈迦に説法の内容ですので、どうぞスルーしてくださいませ。)


「なるべく多くの人がポイントに入れるよう、譲り合って釣りをしよう」

これは一見正論です。
しかし、理解の仕方を誤ると、恥ずかしい釣り人になってしまいます。

先行者が、後からポイントに入ってくる釣り人に釣り座を譲るのは、純粋な善意か、そうでなければ無用のトラブルを避けるための大人の対応です。
上の言葉は、100%寛容にはなりきれないけれど、無用の争いは望まない心優しい先行者が、負の感情を抑えるべく心の中で唱えるためのものです。
後からポイントに割り込もうとする釣り人が、自身の行為を正当化するための理由にしてはいけません。
仮に隣に入るのを断られたとしても、それはある意味当然のこと。
素直に諦めましょう。
ぶつぶつ文句をいうのは筋違いというものです。


「先行者がいるときは、気持ちよく挨拶をしよう」

これも、入門者が勘違いしやすい言葉かもしれないので、敢えて釘をさしておきます。
挨拶しようがしまいが、先行者のいるポイントに後から割り込んでいくのは、迷惑行為、マナー違反以外の何物でもありません。
挨拶をすれば許される、隣に入れてもらえると思ったらとんでもない間違いです。
先に謝っておけば、他人に無礼なことをしても構わないなどという理屈は有り得ません。
目的のポイントに先行者がいたとき、まず第一にすべきことは、他のポイントを探すことです。
「譲り合い」とは、むしろそういうことだと思います。

それではなぜ、釣り場での挨拶が大切なのか。
そもそも釣り場での挨拶とは何か。

もちろん私も、釣り場で先行者に会ったときは挨拶をします。
でもそれは、許しを得るためではありません。
先行者の邪魔をしないことが前提ですから。
(例えば、先行者がウキフカセ師やカゴ師の場合、潮下に立ってはいけません。)
色々な考え方があるとは思いますが、私は、釣り人同士が、お互いの安全確保のために一定の責任を負うことを確認し合うコミットメントだと理解しています。

「こんばんは。調子はいかがですか?(中略)私は隣の磯に入ろうと思いますが、よろしいですか?」
<意味>
私は貴方がここにいることを認識しました。私は隣の磯にいますので、何かあったときはどうぞ声をかけてください。

「いやあ、さっぱりですねえ。(中略)隣の磯ですか。どうぞどうぞ、構いませんよ。ご健闘をお祈りします。」
<意味>
隣の磯ですね。了解しました。私もしばらくここにいますから、何かあったら遠慮なく呼んでください。お気をつけて。

釣り人同士が現場で挨拶を交わすにあたっては、一定の覚悟と責任感が必要なのです。
これは、ルアーであれ、餌釣りであれ、ジャンルを問わず同じだと思っています。

自分の人脈を拡げるために、情報収集のために積極的に挨拶をしてコミュニケーションをとるという考え方もあるでしょう。
しかし、私自身はそうした考えにあまり共感できません。
情報は、自分の足で歩いて、目で見て、自ら竿を振って手に入れてこそ意味があると思っているからです。
そのため、釣り場でいかにも要領のよさそうな、ちゃっかりした感じの人と出遭ってしまったとき、良くないとは思いつつも、ついつい警戒して愛想のない態度をとってしまうことがあります。
大変申し訳ありません。

あ、でも決して人付き合いが苦手とか嫌いとかいうわけではありません。
人付き合いにメリットを期待する姿勢が嫌いなだけです。
打算のない自然体の付き合いができる仲間こそが、釣り仲間だと思っています。


それでは皆様、安全第一で、良い週末を。

  


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