何度目かの港。今回は「Deep Acoustics Vol.2」という平尾さんのイベント。出演者はアコースティックでという主催者の隠された意図があったらしい。直前で知る。用意してたのはエレキギター&サンプラーというどう考えてもエレキなセット...。(でも実はあまり気にしてなかった)
会場入りしたら知ってる面々ばかりで和やかなムードだった。 共演者は鈴木茂流さんの鈴木時計店、尺八のみかんさん、能管の朱鷺たたらさん。 この日、ウチのサックス含めて管楽器が3人いて、管楽器談義に華が咲いてるのを見て 「やっぱ生楽器はいいなー」と思ったのでした。
で、港の20号倉庫っていうのはひろーい空間で天井も高く、残響が2秒くらいあるので そこでやることを想定して選曲。そして演奏時間は30分くらい、ということで2曲をベースにノンストップでやろうということになった。
part1)カミサマ
part2)ジムノペディ(エリックサティのカヴァー)
照明はプロジェクターでビデオ映像を自分たちに向って照射。ピンクフロイドとか、そんなイメージで。 映像は映画からお気に入りのシーンをダビング&ループさせた超ローテクなもの。これは去年の同じ場所でやったイベント「オービタルリンク」で味をしめた手法。 (映像ネタは「2001年宇宙の旅」)
少し時間が押したこともあって、焦りとイラだちのなかでの慌ただしいスタート。 演奏は丁度良くまとまったみたいで、やってて気持ちよかった。 「カミサマ」は2人にもかかわらず残響もあってか厚みが出せたと思う。 サティは2人とも演りまくってただけなので客観的にどうだったかわからないが、 感情は入れれたような気がする。 イベントの最後にやった恒例の(?)出演者セッションは蛇足だったかも。(自分的には)