
本日お疲れモードにつき9時半出艇という遅いスタート。
明け方に降っていた雨は上がったものの、けっこうナライが吹いているので沖に出るのは厳しい海況だ。
岬の風裏、水深5〜10m付近でアオリイカを狙うことにする。
アンカーを使わず、風に流されるままに餌木を流すスパイラル釣法だ。
ディープタイプの餌木をキャストせずに真下に落とし、底を取ったら2段シャクリ〜フォールというシンプルなメソッドだが、真下に落としても底につく間にカヤックはどんどん風で流されていくので、実際は糸はかなり斜めに出る。
むしろある程度風のある時向けのスタイルだろう。
カヤックが流されるため普通なら着底がわかりにくいのだが、海面にわざとPEラインの糸ふけを作り、糸が海中に引き込まれているかどうかを判断する。
この時の糸ふけが渦巻き状になることがスパイラル釣法の由来だ。
カヤックでやる場合は下半身が固定されているため、無理にスパイラルを作るよりS字くらいの方がやりやすい気がする。

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