
なんか奈良吉野川から段々おりてきてるけど紀ノ川です。犬鳴山温泉とこからまっすぐいって出るのが紀ノ川の新竹房橋。その橋の手前を右にいって川原に下りて、川沿いに左(上流)にいくとちょっとした瀬がある。ちょっと車の下するけど四駆じゃなくてもOK。
知ってる人は知ってるけど、ここはパラグライダーでも有名なとこ。上からいっぱいパラグライダーが降りてくるのは壮観。まあ橋のとこでも上陸はできるけど、川原が広いので運ぶのがしんどいなあ。でもって、この瀬の越えたとこがゴール。で、ここで着替えて一つ上の竜門橋まで出発。ちなみに写真の車は上に4艇。中に4艇で合計8艇のカヤックがのってます。
(注1この辺は鮎釣りはいるから6月からは注意)
上の竜門橋からも川はすぐ前。運ぶのが楽なのはいいな〜。コースは初心者コースで手軽なのに何故みんないかないか?・・・はっきりいって上のナラヨシに比べて水が汚れている。よく渇水になって漕げない。でもこの日は水も多くOK!
竜門橋の下もストレートのまっすぐな瀬。ここで珍しく基本練習。フォワードストロークも何通りかやってフォームチェック。ちょうどいい感じの狭い流れがあっていい練習になりました。
ところでその時やったストリームインアウトだけど、はっきりいってエディーラインがわからないのに、スウィープやバウラダーやってもよくわかんないような気がする。そこでいつもカヌーにエディーラインを教えてもらうやり方。そもそもワイルドウォーターみたいに4.5mもある艇で、ウイングパドルでバウラダーはようせん。どうしてもリーンコントロール重視。まあみんなそれぞれ自分のやり方あって、あとはそれが合うか合わないかでしょう?

しばらく練習してから下っていくと、ちょうど流れがないところで水際にみかんが並ぶ!水に流されてきたんだなあと、和歌山を漕いでるって実感が。こういうの見て妙に嬉しいのは私だけか?この紀ノ川は本当に空が広く感じれて、個人的には好きなコース。堤防の上の三角形の不思議なブロックがいつも気になるんです。
そんなこんなでもうすぐ最後の竹房上の瀬。しかしその前で私の油断と慢心からあやうく事故。本当に大反省です。場所はまっすぐの流れが当たって左に曲がっているところ。本当に何の変哲もないとこで、いままで何回も通っているとこです。
先頭に私が下り、曲がってるポイントの前でストリームアウト。もっとコースを右にの指示。

第一の失敗は間隔を開けなった事。それまでも比較的ユルイコースが続いてた安心で間隔がつまり密集体制でいってしまった。予想よりに流れが速かったうえ、みんな私をみてたから右に寄ってた。
まず一人引っかかったあと続いてもう一人。幸い前の一人はすぐ押し出されて本流へ。それを見て後続はなんとか左によってクリア。本当に見てさえいればすぐよれるなんてことないとこです。すぐさまレスキューにいったけど、水が増えていてあたっている所が木がかぶさっていて中がスカスカ。私のカヌーがその中に入ってしまって身動きとてず。自分のカヌーを蹴って流してパドルも手放し、木に伝って張り付いている人の所へ。なんとかはがして二人でカヌーにしがみつきながら流されていきました。もちろん二人ともパドルはなし。そのうち私のカヌーが流れてきたので泳いで回収。

ここで第2の失敗。はっきりいってはりついてカヌーをとりに行くのは危険。かなりの上級者でもそれで二次災害になってしまう。その時はすぐ艇にのったままよって行ったのは過信としかいいようがない。もちろんロープも中に積んだままで使用する前に流している。
幸いにも流したパドルは2本とも下で回収してくれてました。何度もいいますが本当になんでもないところです。これが普段から危険なところなら、ちゃんとスカウティングしてコース考えて、順番決めてレスキュー体制とってというところ。昨年の錦川、魚野川の事故とおなじで、危険は場所でなく心の中。過信、慢心は禁物と改めて考えさせられました。

そして最後の瀬は油断せず楽しくクリア。改めて自然を舐めてはいけないと,きもに命じていきます。

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