
いつの間にかこのBlogもアクセスが9900回越えてる!これは嬉しい。10000回は是非記念に残るツアーを書きたい。 というわけで連日の書き込みです。
時は平成16年4月15日。場所は知る人ぞ知る和歌山の海の難所友が島。潮流のきつい所である。ここをファルトで電車でかついでいってみようというもの。
参加はまずAL2初号機が私と当時、高階救命器具に勤めていたHAGさん。AL2壱号機はアルピナマスターことHAMさんとGベアーズのMさんである。
なんとこの前日4月だというのに台風1号が発生。和歌山沖合いを通過したばかり。こんな時にいくのか!と思ってるのは私一人か!みんなあたりまえのように出艇準備。まあいこうじゃないですか!

加太を出て地の島めざして漕いでいると前に灯台が!はてこんなとこにあったかと思ったらなんと淡島神社の斜め前のもの。知らんまにかなり南に流されてる!?やはり思ったより潮流がきつい。結局、加太の瀬戸では流され続けてやっと北へ向かう。
台風の後特有の大きなうねり。横の人の頭が見え隠れする。ううっ日本海みたい。
いざ友が島(地の島)につくと海岸は凄い波。はっきりいって上陸できない。10分ほど様子をみて波が小さくなったところで突っ込む。すばやく飛び降りて艇を確保。波がこないとこまで引き上げる。ここで底がちょっと破れた!

やはり流れに逆らってはいけないのでここで潮が変わるまで待つことにする。歩いて加太の瀬戸をみにいくと潮と風が逆なので波が立って凄い。
待つほどに時間がきて北流になる。さあ出発!
出て加太の瀬戸を通るか中の瀬戸を通るか協議。はっきりいって中の瀬戸はかなり波立ってる。まあとにかく中の瀬戸いってみよう!危なかったら引返そうとこのときは思って中の瀬戸へ。
甘くみてました。はっきりいって近づくと引き返せない。

狭い瀬戸に横いっぱいに広がる波。まず初号機突入!前のHAGさんは波でなんも見えない。風で流されて岩に近づいていく。はっきりいってビビる。続いて壱号機はなんとバウマンのスカートが飛沫のためはずれて浸水。しかしこんなとこ止まれない。
ハッキリいってあそこまでとは思わなかったです。なんとか中の瀬戸を抜け地の島の北側へ。そこはうそのように穏やかな世界。四人とも沈してないのに頭からビチョビチョ。カヌーを寄せて壱号機の水を抜きながらしみじみと無事でよかったと実感。やっぱり友が島、舐めたらあかん 後編は大阪最南端編!
実は加太の国民休暇村から加太の瀬戸が良く見える。
かいといてなんですが船舶が多くてかなり怖い。あまりいかれるのはおすすめしない。

0