
(淀川から神崎川への分岐点の石の標識、海まで16km)
今年はかなり暖かい。既に春一番も吹いている。このまま暖かくなると大阪市内の川は段々臭いがきつくなってくる。その前に神崎川を行こうという事になった。神崎川はなんといっても平安時代は遣唐船が京へと通っていったところ。これは楽しみだ!
今回のメンバーは私(KOUNO)に、昨年大和川や中ノ島をいったK-1さん。そして大阪リバー初体験の今回のゴール西淀川に住むのk-2さんの3人。奇しくも三人共KなのでKanzaki、Kayak、Kaisheiといきたいものだ。

(神崎川の水門、右は淀川側、漕いではいけないので横を歩く)
集合場所は江口橋南のパーキング。車組と電車組にわかれての現地集合。私は1時間ほど早く到着。というのも淀川から神崎川は水門で漕いでいけない。漕げないところは歩くのが私のルール。傍から見ればあまり意味がなくとも私にとっては大事な儀式。
駐車場からまず淀川に向かってテクテクテク。堤防にでるとすぐ近くに鳥飼大橋、昨年暮れにここまできたなあと物思いにふける。そしてすぐそばが神崎川への水門。この水門や堰など人工物はかなり危ない。先が見えてフラットな水面の所はともかく、水を吸い上げたり排出してるところは絶対厳禁。もちろん近くには「あぶない」との看板。
水門から神崎川にそって江口橋の方へ。この辺はかなり出艇しやすい。下見もかねてグルッと回ってくると約3kmほど歩いていた。さあこれで漕げない所も歩いたぞ。K-1さんもK-2さんもそれぞれ迷いながら無事?到着。

(神崎川と安威川の合流地点、左が安威川)
ちょっとバタバタしながらとにもかくにも川原へ。江口橋から水門の方へ歩いてそこで組み立て。いつものように見物のおじさんにかこまれさあ出発。
神崎川は川沿いにずっと遊歩道が続く。こういった公園はいいものだ。川は2-3日前ふっていた雨で流れが早い目。木津川の上のほうで降った雨はこの辺まで2日ほどかかる。ちょうど今が増えてるとこ。
少し漕ぐと安威川へいく水路の水門、そしてすぐに安威川との合流地点。いつも渇水の安威川だがなかなかの水量。と、合流を越えると嗅ぎ慣れた臭い。なんと正露丸だ。目の前には見慣れたラッパのマーク。こんなところに工場があったんですね。私も愛用してますよ〜 これでこの川の水飲んでも大丈夫・・・なわけないか!

(なんと川の中に正露丸の臭い、見慣れたラッパのマークだ)
さあまだツアーは始まったばかり。この先はどうなるのか!後半に続く。

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