
H19/2/12は鳴門海峡横断の日、かねてから潮目を見て選び下見までいったところ。まあ下見で行ってしまったのだがその時は吹上から小鳴門経由鳴門北IC。今度は南に徳島までの予定。前日の午前中まではシーカヤックでソロで鳴門から徳島の吉野川に行こうと思っていた。
2/11 AM11:00 この間寝屋川を一緒に行ったOさんと連絡。Oさんやっぱり一緒にいかれるということ。急遽ファルトに変更。Oさんと海でタンデムするのはH16/4/30の和歌山〜由良の紀淡海峡往復、そして一緒に四国にいくのはH6/5/9.10の吉野川小歩危以来。よし気合入ってきた。
2/11 PM8:30 一緒に車で鳴門へ出発。現地で泊まってゆっくりいく予定。途中臨海線で前を走る不審な軽自動車、Oさんも知ってるY師匠だ。来週一緒に漕ぐ予定。思わず横並んで威圧・・・いや挨拶。
2/11 PM11:20 明石大橋を見ながら相談。せっかくファルトだし、先に電車で移動して戻ってこようとのこと。私のわがままでそれなら昨年いった那賀川からいきたい。そこで朝からいこうと決定。まあいつものことだけど二転三転。潮目は午前中逆潮、まあ頑張って漕ぎましょう!
2/12 AM12:25 鳴門北IC出たところで車中泊、おやすみなさい・・・・

そして朝、過酷な一日が始まる・・がこの時は知る由もなく
AM5:25 起床 さあ鳴門駅周辺で駐車場探そう。
鳴門北ICから鳴門駅はすぐ、しかし駐車場がない。ちょっと離れた競艇場にある。まずコンビニで弁当買ってとりあえず駅まで。駅前に何台か車が止まっている。タクシーの運転手さんに聞いたらみんな止めてるし駐禁こないとの事。時にこのとき6:35、始発が6:40 急げ!急ぐんだ!
AM6:40 なんとか徳島行きに飛び乗る。忘れ物は・・ないはず。徳島で乗り換えで阿波中島駅へ、乗り継ぎ2分ラッキー!
AM8:17 阿波中島駅着 ここから那賀川は徒歩5分、しかも川原までコンクリートのスロープ。

(本当に穏やかな那賀川の水面、まさに鏡のような)
AM9:00 散歩にきていた地元のおじさん二人に見送られて出艇。前にここに来たときは和歌山から50km漕いでのゴール。今日は元気いっぱいだ!(この時は)
AM9:50 河口まで4kmに意外と手間取る。途中浅くてなんどか乗り上げるところも。 平和なのはここまででした。海に出た瞬間、かなりの逆風。ところどころに兎さん(白波)が跳んでいる。実に時速3〜4km/h、ファルトが風に弱いといってもこれはきつい。風も潮も逆目なのできつい。始めはまっすぐ沖を通って鳴門を目指す予定。しかしとても進まない。仕方なく海岸線にコース変更。しかし辛い。
AM11:25 小松島市和田島の途中で昼食。朝が早かったのでエネルギーがきれてきた。2時間半で10km漕いでない。もうこうなったら吉野川遡上して徳島駅から帰る方向を検討。昼食15分ほどで出発。まあいけるだけ行こう!

(徳島空港の端、なんと空港のすぐ横までカヌーでいける)
PM2:15 潮も変わり追い潮になって少しペースがあがり吉野川の河口に到着。途中徳島フェリーの航路をクロス。しかし吉野川の幅2kmの河口は漕いでてかなりめげた。ここから今切川、徳島空港を越えて旧吉野川に入る予定。なんとか鳴門まで帰りたい。
PM3:30 徳島空港横、普通に岸壁の横をカヌーで通れる。ときどき頭上を飛行機が通過。しかしでっかいテトラ。
PM4:08 旧吉野川に入る。鳴門まで後約10km弱、日暮れとの勝負になっった。
PM4:30 妙見山公園が見え出す。あのすぐ前が鳴門駅だ。段々日が暮れだす。
PM5:15 鳴門駅横通過。あと1kmで小鳴門にでる。ここまできたらなにがなんでもいきたい。
PM5:29 遂に小鳴門海峡に。ヤッター

(なんとか日没前に小鳴門に到着。腰が、肩が痛い)
実にスタートして8時間31分、休憩34分。7時間57分漕いでいた。移動平均4.4km/h、総行程37.1km。
もうかなりヘロヘロ。前に紀伊水道越えた時の方が楽。しかしゆっくりする暇もなく撤収。途中で真っ暗になったのでファルトは畳まずに積む。これで今年の冬季の目玉は終了。帰ったら22時でした。ああ、しんどかった!

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