
(しかしよく海から10km以上漕いで上ったものだ)
山陽新幹線のところが猪名川と神崎川の合流地点。この辺は本当に川幅も広い。漕いでみて初めて川幅を実感。やはりここは単なるドブ川でなく、古代は遣唐船も上ったことのある大阪の基幹河川だ。
前回はこの神崎川の上からきたのだが今回は猪名川を遡上。ここからは初体験だ!
猪名川に入ったとたんに川の両側の護岸の雰囲気が変わりどこでも出艇可のところが続く。やはり大阪府と兵庫県の河川護岸にたいする考え方が違うのか?
前日の雨で濁った川は幅が広いものの浅くてそこが見えないので本流がわからない。

(猪名川と藻川分岐点、ここをこすと阪急電車をくぐる。)
しばらく行くと猪名川と藻川の分岐点にでる。藻川は園田競馬場の上で猪名川と別れ再び合流している。はっきりいって私はこの藻川という名前を知らなかった。なんとなくどとらも猪名川と思っていた。こういうちょっとした発見も楽しいものだ。
この辺から本当に浅い。多分普段は通れないけど大雨のあとだからなんとか浮いてるのだろう。ましてそれを漕ぎあがるというのはかなり困難。なんどもそこが引っかかって戻りながら意地でもポーテージせず上る2艇。ううっアルピナさん、アリュートさんひどいオーナーを恨まないでね。他の艇がいけないところをいけたということを一緒に楽しんでくれ!

(後ろの道路を上からみて左にいくと内環状線の江坂にでる)
そこをすりながらもなんとか名神高速(豊中ICすぐ横)を越えたが、段々流れが速くなってくる。漕ぎ上るといってもいままでのように平面でなく高低差がついてきてますます漕ぎにくい。どこでやめようか相談していくと尼崎東高校の前の道路(まっすぐいくと自然に内環状線)を越えたところでゴムの堰堤。ちょうどいい頃合いなのでここでゴール。もう園田の駅は越えたのですぐ前は競馬場だ。伝法から15.3km 平均速度4.7km/hは漕ぎ上りとしてはまあまあか!しかし先週は山から海へ、今週は海から山へとはまたいかに。
着替えてカヌーを乾かしてると前を飛行機が飛んでいく。伊丹空港はもうすぐ。次は伊丹か石橋からでもくだってこよっと!


0