
この8月25日に伊勢・二見浦において第一回となるシーカヤックマラソンが開催される。今回、私も競技委員として協力させてもらうことになった。そこで昨日コースを漕いできたので解説がてら説明しておこう!
まずこのレースだが中部国際空港〜宇治山田港 海上アクセス伊勢市ルート就航の記念イベントとして開催される。三重県は山が近く非常に川が多い。幾多の川が海に注ぐ時、数多くの中洲ができ川があるところでは合流し、あるところでは分かれながら海に至る。

(大会本部の神社海の家/かみやしろうみのいえ と私の自艇ユーコンE)
今回のコースは伊勢市神社港町(かみやしろみなとまち)にある一色大橋を出発、伊勢神宮の禊の川としてもしられる由緒ある五十鈴川を上り五十鈴派川から二見海岸へ。有名な夫婦岩の横を通り勢田川に入り一色大橋に戻る(15km)というもの。川から海に・・・そして再び河口から戻るとはなんと贅沢な!コースの変化が多いのはツーリングとしても醍醐味だ!

(五十鈴川の河口近く、この川を漕ぐというだけで身がひきしまる)
もうひとつトリムコースというコースがあって、一色大橋から五十鈴川を上がり五十鈴派川と分岐するところで折り返し一色大橋に戻るというもの。こちらはタイムトライアルではなく、自分のタイムを予想してそれに近いといいというレース。スピードを競うのではないので初心者の方にもおすすめである。距離は7km。

(トリムコース折り返しの分岐点、この建物が目印)
さて満潮時に合わせて一色大橋を出発。いざ五十鈴川へ。
まずは神の禊の川、五十鈴川。なんか漕いでるだけでロールでもしようかと思ってしまう。なんかかえって汚しそうなのでやらずに先へ。 ここは川幅も広く順番に橋が見えてくるので距離感もつかみやすい。五十鈴派川までは約3.5km トリムコースはここで折り返し、スピードコースは五十鈴派川へと進む。

(穏やかな五十鈴派川、戦国時代村のお城が見える)
ここから若干川が細くなる。けっしてシーカヤックで通れないということはなく普通の穏やかな水面。左手に不思議なお城がみえてくる。こんなお城あったかな?と思って地図を確認したら戦国時代村のお城だった。これはこれで割りといい感じ。ずっといくとかなり近くを通る。一応アップの写真も載せておこう!

ここからはJRをこえるともうすぐ海。レースとしては見通しがきかず他の広い区間にくらべると抜きにくいかもしれない。ところどころ川舟が係留してるのでもやい綱に注意。
最後は道路を潜るともうそこは海。この川から海にでる瞬間は何度やっても感動する。さあいよいよ二見浦海岸だ!(その2に続く)

(海だ! 海に出る瞬間はいつもいいものだ)

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