
10日、この日は私はお休み。先週は疲れて身体を休めたけどまだ疲れは抜けきっていない。しかし・・・漕ぎたい気持ちが高ぶって我慢ができない。ちょうど犀ちゃんが休みだったのでどこかいこうということになった。まあ初めは淡路島や高見川やといろいろ相談、そして何故かPM6時に家島に行くことに・・・

(この浜は兵庫県、右に切れて見えている島は岡山県日生町の鹿久居島)
朝、乗り合わせて車で出発。この日の出艇は赤穂市の福浦湾の入電、もう兵庫県のギリギリのところで浜から200mほどいくと岡山県に入る。準備も終わり出艇は9:05、さあ家島に渡ろう!

(右手が家島諸島の院下島、左手が西島)
海は穏やかだかちょっともやがひどい。かなり視界が悪く小豆島や四国は見えない。さすがに瀬戸内海は交通量も多くていろんな船が行き来している。平和だなあ。ほんと海っていいなあ。穏やかな瀬戸内海に癒されながらのんびり漕いでいく。
島に近づくとき貨物船の航路を横切る。まあ早い目にダッシュしてかわしていく。油断は禁物だ。

そうこうするうちに西島に到着。時間は11時39分、11:30の予定だったからちょっと遅れたけどまあこんなもんかな。ここまで15.7km:平均時速60.km/h。
まあここで少し早いけど昼食タイム、前に広がるのは赤穂市や姫路市の海岸線。ちょっと風がでてきたけどまあ問題なし。今日はこのあと家島本島に渡って前回同様汽船で帰る。気分転回なのであまり無理はしないでおこう。

(真浦港の手前、なぜか異様に緑の水面だった)
西島から家島本島はわずか2km、その家島の真浦港の近くは水が緑色、エメラルドグリーンというよりバスクリンみたいにみえる。でもけっこう透き通ってはいました。
真浦港に入って奥の汽船の乗場に。つい3ヶ月前にきたとこだからわりと覚えている。けっこう船舶は多く停泊している。

(汽船乗場の横で上陸、でも乗ったのはこの船じゃないんです)
約1時にゴール、22kmほどのツーリング。予定よりちょっと距離あったけど無理せずマイペースなので割りと楽だった。それからまず船舶の時間の確認、なんとさっき出たばかりで次は15時7分だ。まあいいか、のんびりしましょう。
ゆっくり畳んであたりえをウロウロ、神社の前にだんじりが飾られてた。そういえば岸和田のだんじり今週やなぁと思いながら見物。あとは船着場でウツラウツラ・・・

(漕いできた海を見ながら帰る・・・いいもんですよ)
汽船に乗るときおっちゃんがまた漕いできたんかと声かけてくれた。嬉しいなあ覚えてくれてたんや。今度は赤穂からと返事して乗船。こういうちょっとした事が嬉しいなあ。

帰りの汽船から家島のすぐ東の男鹿島が見える。土砂の採掘で山肌がむき出し。実は昼食を食べた西島もそうなっている。なんか寂しいなあ。
行きはよいよい帰りは楽チン!あっというまに姫路港だ。でもまだここからバスで姫路駅、JR山陽本線で播州赤穂駅、赤穂線で備前福河駅へと乗り継いでいく。荷物をもって大変だけどこれも旅の思い出の一つ。苦労したことがずっとたってからも思い出す。

(単線の備前福河駅、無人駅だった)
やっと備前福河駅についたのが17時30分、家島に上陸してから4時間半がたっている。そして最後は駅にファルトを置いて海岸まで歩こう。約2kmばかり今日一日を語りながら歩いていく。18時入電到着。もうダレも居ない海岸に車がポツンとおいてある。今日いった家島が遠くに見える。さあまだここから車で大阪に帰ろう。いい一日だったなあ。

(誰もいない浜辺でひっそりと待つワゴンR)
※これで的形から牛窓までつながりました。あと魚住〜的形間の20km弱を行けば家から岡山県までがつながる。あと1日だ。しかし兵庫県の海岸線は長いなあ・・

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