
(淡路に渡る明石海峡大橋の上で!)
今年は昨年までやりかけの5つのテーマを終わらそうと思っていた。そして今まで大阪市内24区をすべて漕ぐ、大阪府内43市町村に堺市7区を漕ぐ、大阪湾を1周する、そして紀伊半島を川を使って横断するが完了した。残る一つは紀北〜紀伊水道〜徳島北部〜淡路島南部の1周コース、もう12月になってしまったがここを行かずには終われない。このコースで残っているのは淡路島の由良の成ケ島の途中から沼島もしくは土生港の手前の灘城方、さあきっちり年内に行ってしまおう。

(生石公園から成ケ島・・左側・・の外へ出る)
朝、サイさんと合流する。私もそうだがこのコースを行くとサイさんも琵琶湖から鳴門市まで繋がることになる。一緒に車に同乗して淡路島へ。明石大橋の上を通るときはつい漕げるかみてしまう。相変わらず船が多い、とても平日は無理だ・・って真面目にいくルート考えるのはおかしいかな?
三原から下道を走り土生港の近くでスクーターを降ろす。そのまま海岸沿いを走り生石公園へ。そこに車を置いて久々のPrijonK2スポーツの出撃だ!

(つい先日みた友が島、こうやって前と対岸からみるのもいいもんだ)
早速、今川口を通って外にでる。まずは成ケ島沿いに前回上陸した地点までチョッピリ北上、まあその時はサイさんと磯ノ浦から漕いで来ての上陸だった。逆潮に逆らって10分ほど漕いで前に上がった地点まで来る。さあここからは一気に行くぞ!

(淡路島の南岸は延々と山沿いの景色が続く)
生石鼻を越えて南岸に入った我々の遥か前方に沼島が見える。はじめは海岸沿いを行こうかと思っていたが単調な海岸線より沼島へ行きたくなる。まあ距離も20kmほどだし直接沼島を目指すことにする。
その時アジの群れなどに混ざって大きな魚がジャンプ!ギザギザの背びれに半月状の尾びれ、カジキマグロ??魚には詳しくないのでよくわからないがとにかく凄い。

(沼島の周りは漁船でいっぱいだ)
さて一路沼島を目指すと少しづつ大きくなってくるのが嬉しい。こうやって離れた島を目指すのは楽しいもんだ。
2時間ほどでかなり島に近づく。島の周りは漁船がいっぱい。ただどの船も網でなく釣りの様子、ひょっとしたらおせち用にタイでも狙ってるのかなあ?改めて来週はもう元旦なんだなあと実感。
この沼島には上立神岩という巨大な岩柱がある。元々イザナギイザナミの両神が始めて創ろうとした淡路島の前におちた雫が沼島と言われている。要するに日本最初の島だ。この上立神岩の後ろに両神を祭る社もある。まあこの岩が迫力なんです。写真ではとても伝えきれないけどご覧ください。

全長は30mぐらいだろうか?逆光になるが裏からもとってみた。

しばし言葉もなく自然の創った素晴らしさを堪能する。やはりいい!こんな近くにこんな素晴らしい景色があるなんて。

上立神岩を過ぎまだまだ迫力の岩場は続く。上の写真の左は岩盤を下から見えげたもの、右は高さ10数メートルの洞窟、もう島の南側は最高だ。
余韻にひたりながらも西側まで行き砂浜で上陸、ここまでで23kmだ。ここで簡単な昼食をとってあとは対岸に渡って帰るだけ。
途中貨物船を待ったりしたが無事渡りゴール。ここに沼島を上点、日の御崎を右下点、蒲生田岬を左下点としての円が完成する。長かった。本当に・・

(生石鼻を越える峠から、奥の島は友が島だ)
灘城方の海岸にカヤックを置き今度はスクーター、海岸線を通り目指すは生石公園。濡れた体に風が冷たい。徐々に身体が冷えていく中なんとか到着。早速スクーターを積んで今度はシーカヤックを取りに戻る。ここで大失敗、なんとGPSのスイッチ切り忘れていた。距離48km、最高速度63km/h・・・ああ参考にならない。せめてちゃんとポント登録していたらなあ。まっ仕方ないですね。でも楽しかった!

※でも帰りの阪神高速は月見山19km、西宮13kmetc 2時半にあがったのに家着いたの8時でした。やはり年末は混みます。ここが一番疲れました!

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