
(青線が寒風川、もう若狭湾まで20kmない)
先日の事、店にこられたMさんとの話の中で琵琶湖の塩津から歩いて敦賀に出て繋げて行こうと思ってます・・という話が出た。その時にMさんが安曇川と北川でいったらどうですかと言ってくれた。実は私のイメージは安曇川は水が少ない川で渓流釣りの為3/1には釣り師が入って行きにくいというイメージしかなくもちろん行った事がなかった。早速地図を広げMさんと検討、安曇川から少し北の寒風川も水があればいけるとの事。このルートなら分水嶺越えも10kmないので楽にいける。これは面白い!
3月までは間がないのでとにかく一度いってみよう。今回福井県方面なので福井在住のKAZUYAに聞いてみたら24日ならいけるとの事。天気も日曜日から雨、ちょっとは水が増えるのかな? 相方とコースに多少の不安を残しつついざ出発。(無理はやめようね・・・)

(安曇川沿いの看板、もう来週には渓流釣りだ)
朝、どの道を通るか悩んだ末名神で栗東へ、そこから琵琶湖大橋を渡って国道367号線いわゆる鯖街道に入る。まだ道沿いも結構雪が残っている。順調に走り朽木を越え若狭街道へ。案外早く3時間足らずで到着、でもまわり雪だらけだなあ・・・
そこで合流しやKAZUYAとさっそく下見、まず始めは天増川へと行って見る。とりあえず天増川を偵察して寒風川へ。二人とも寒風川は下ったことがないので手当たり次第道を入っていく(といってもあまりないのですが・・)川沿いの道は雪と岩ゴロゴロ。四駆のKAZUYAの車はともかく私の車ではここまで入れない。ということは回送できないので山をぐるっと周って椋川のほうから入ることに。うーん行けるのかなあ?

(右;ここより先はタイヤにチェーンがいる、左;杉林のなか艇を下ろす)
とにかく私の軽四でいけるとこまでいって出艇。今回私の艇はESKIMOのサルト、実はこれが使い収めで週末には他人の手に渡る。最後にふさわしい使い方をしたい。しかしKAZUYAはちょっと長いですよと笑いながら言ってる。私はアーバン派なので山ん中は苦手だしなあ・・

(雪で倒れた倒木だらけ・・勘弁してください)
スタートしてすぐに眼の前に倒木、KAZUYA曰く今年は雪が少ないから少ない・・というがもうひっきりなし。あるときは担ぎ、ある時は張り付き?で延々のり越えていく。

私は1回動けなくなって脱、あと木の枝で目の横をうってヒヤッとする。眼に入ったら失明じゃないですか!正直、ずっとファルトばっかり乗ってていきなりこんなとこにくるのではなかったと反省。身体が思うように動かない。(海と川はリーンが逆なのでとっさに逆リーンをかけてしまうんです)苦しんでる私を嬉しそうに笑うKAZUYA、そら人の不幸は蜜の味・・しかし30分ほどで少しずつ感覚が戻ってくる。まだ先は長いなあ。しかし今やめる気もない。よし、気合入れて頑張るぞ!
後半に続く。

(ドロップ!これは気持ちいい)

(直角にまがったコースが多い、次はどうなってるのかな?)

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