(赤が今回、青と黒が今年いったコース)
前回の笠置でも少し触れたが、私の主宰しているカヌークラブののんびりパドラーずというのがある。まあ必ずしものんびりでないのが玉に瑕だが基本はファルトでもいけるコースで大阪近辺を漕ぐというもの。スタートは京都の笠置でゴールは和歌山の加太、ただ途中の港湾施設はいける時にいければ・・という感じです。まあせっかく漕ぐのだから達成感を持ちたくてこういうルートをとっている。

このコースは笠置から木津川(八幡経由)淀川河口まで。そして毛馬から旧淀川(大川)で大和川までの川のコース。そして大和川の河口から和歌山の加太までの海のコースにわかれる。実はこの中で大和川の河口から貝塚の二色の浜まではまだ漕いでいない。まあこおは堺のコンビナートの横なのでまた機会があれば行こう。
そして貝塚から和歌山までは1/27に二色の浜から関西空港連絡橋、9/27にマーブルビーチ発でサザンビーチから関西空港連絡橋、9/9に深日港から加太を漕いで最後に残った深日港からサザンビーチを行くことにした。
10/18は天気は快晴、60代4名、50代1名、40代3名に30代1人という年齢層の高いパーティー。さあ一気につなげよう!

(出艇場所は砂浜ではないけど十分艇を出せる。車はすぐ前におけます)
まず電車組と車組に別れて集合する。電車組は直接南海電車深日港駅、車組はサザンビーチ(というより泉南イオンの北側の道の駅もどき)に集って乗り合わせて深日へ。今回はどちらも駐車無料なのがありがたい。
深日港では駅から300mほど大阪側へ戻った公園から出艇。つい先月ここで悲惨な目にあった記憶も新しい。こうやって前に漕いだところからつなげるのはいろんな思い出もありいいもんだ。

(みさき公園の観覧車とイルカショーのプール)
まず深日を出て岬を回る。この岬の裏側こそ大阪府内で最南端の遊園地のみさき公園。イルカショーをやってるので私もおチビと2回ほどきたことがある。ただ乗り物券がフリーパスないので高くつくんだよなあ・・・
懐かしいイルカショーのプールや観覧車を見ながら進んでいくと次は大阪府立青少年海洋センターと淡輪のヨットハーバー。大阪府といってもこの辺は本当に独特の雰囲気、狭いようでも広いね。

(泉南さとうみ公園のトキメキビーチ、海水浴のシーズンはこの浜は上艇不可)
そしてヨットハーバーと接している泉南さとうみ公園、1月の里海まつりや6月の障害者カヌーですっかりお馴染みの場所。
ここで上がって昼食タイム。トイレもあるし便利なところ。公園も幅2.5kmもあるのでカヌーの練習にもいい。ただ真夏の海水浴や潮干狩りのシーズンは艇を出せない浜もあるので注意。

(公園内の謎のトンネル、ちょうどカヤックで通れる)
昼食後は公園内を漕いで散策。海の中の謎の円柱や橋に一文字、そしてトンネル。けっこうギミックが一杯なので漕いでいて面白い。
ここはフィッシングカヌーもやってる潮騒クラブの人がよく浮いてるところでもある。ほんとにいいところです。

(阪南市の住宅街、実物はけっこう凄い)
公園を抜けると穏やかな街並みが広がる。高いビルがないので威圧感がなくほっとする風景。特に鳥取ノ荘の上の舞の住宅街は箱庭のようでいい感じでした。私もここに半年ほど住んでいたことがあるんですね。懐かしいもんです。

(ゴールの泉南イオン北側のサザンビーチ)
休憩を挟んで一路ゴールへ。泉南市との境界線の男里川を通ると泉南イオンがみえてくる。沖合いには関西空港が広がり飛行機が次々と離発着している。晴れているので視界もよく空港はおろか明石大橋までがみえる。
そしてゴール、約15kmの行程でした。つい先日笠置から2回目のスタートをきったばかりなのでよけいに遠くまできたなあと実感。途中の行程が次々と思い出す。うんっいいもんだ。さあ来年またここまでこよう。ずっとつながった水の道を通って!

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