国道163号線で木津川沿いを走っていると穏やかな水面が続く。川沿いに電車も走ってるのでファルトにも向いている。しかしすべてそういう訳ではない。笠置トンネルの横は岩の多い急流区間。ちょうど道路から見えない区間だ! まずトンネルの横から300mほど瀬が続き、左右に曲がって真ん中でちょっとした落ち込み。そして最後のS字はアンダーカットになって岩に張り付いてしまう。ただしここはある程度水があると左側を通ればなんとかなる。

この日(3/20)は前日からかなりの大雨。通常より70cmほど水が増えている。まあ普通のツアーなら中止だがやはり研修なので決行。岩も隠れているから沈してロールできなくてもいっぱい泳ぐだけだろう。
午前中はいつものように基本練習、これをちゃんとやっとかないと瀬に入る前にこけてしまう。沈下橋からスタートしてあっというまにトンネル横へ。16日も来た所なのにまったく別の川、まあここまできたら行くしかない。みんなここ数日、いやになるほど基本練習してるので案外沈する人はすくない。まだリバーカヤックのって10日以内の人も何人もいてるのに心は必死で、身体はりきまずうまく漕いでいる。

(3/16 加茂の水位-207cm)

(3/20 加茂の水位 132cm)
この二つの写真はまったく同じ場所、もう濁流になってるのでラインもなにもまったく変わっている。水が多いとある意味下りやすいところもあるが、エディーラインがボイルでボコボコになっているので止まる時によくこける。今回も下ってるのでなく止まろうとして沈した人が多い。最後まで油断大敵ですね。
さあ次は瀬田川だ!

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