
今回は神島あたりまで平均速度は5.8km/h、後半に備えてやや押さえ気味に漕いでいた。しかし伊良湖水道にはいってからはなんと3.2から4.4km/h、しかもこれが全力ダッシュ。潮にも押されたしうねりの影響もうけてるけどちょっと遅い。やはりなめてはいけないということだ。・・・閑話休題・・・

(刻々と大きくなる伊勢湾海上交通センター)
巨大な船舶の通過を待ってさあダッシュだと意気込む我々、しかしそこに近づいてくる白い船・・あっ海上保安庁だ。
停まってこちらにいろいろと質問、とにかく危険なのでこんなところを漕いではいけない、ハイ・・もうしません、このコースは二度と漕ぎません。
注意され一旦船舶が途切れるまで待機、そして一気にダッシュ・・でも前述の通りあまりスピードは出ないのだが!なぜかその時に横をトビウオがとんでいる。一緒にダッシュしてくれてるんだねえ。
それからも心配してしばらく追走してくれている。大丈夫です。戻ったりしません。ほんとご迷惑おかけしました。
結局1kmぐらい来られて再び航路に船が多くなってきたのでそちらの警戒に!すいませんでした。

(浜に近くなるとまたまたうねりが、底が浅くなってるのか、そして浜辺はなぜか白い波・・・)
その時K氏が近くの水面を指差す「黒い背びれ見えるか?サメや」・-・-・-・-・-・あっあまりみたくないです。まあこの辺は黒潮の影響で水温は高いし、スナメリなどもよくくるしエサも豊富だ。でも船はかじらないでね。
それから漕ぐときに手を水につけるのも気にしながら一路岬へ。もう目の前だ。

(恋路が浜、奥は神島がみえる)
ゴールの恋路が浜はえらい波が高い。なんとか安全な上陸ポイントを探しているがどこも波が高い。意を決して突っ込んでまずバウマンが飛び込む。そのまま波に押されて一気に上陸!イヤー迫力ありました!でも残念ながら回りに流れ着いた椰子の実なかったなあ。

やはりファルトでくるのは大変でした。でも良く頑張ったぞ・・・(後で見ると一部金具が外れてました。もう心当たりありすぎて笑うしかない。特にゴールはフレーム折れても仕方がない波だったような。)
しばらくボーとして撤収、フェリー乗り場はすぐ裏なのでトコトコ歩いていく。気持ちのいい疲労感と達成感、遂に愛知県まで来たんだなあ。

(フェリー乗り場の横に見覚えのある船舶が!ここが海上保安庁の待機場なんですね)
フェリー乗り場についてみるとついさっき船がでたばかり。次の船は1時間10分後だ。ちょうど昼食もまだだったのでご飯食べてコーヒーのんでみやげもの買って・・・
そんなこんなしていたらあっという間に出航時間、K氏はビール、私はコーヒーでもう一度乾杯!来た海を見ながらゆっくり遊覧。
ゴールの鳥羽について電車(JR)で行こうと思ったら1時間半待ち、フェリーより時間ながいんや。もう、一駅乗るだけだったからタクシーで。いい一日でした。さあ次はどこに行くのかな?

(フェリーの車の駐車スペースにひっそり置かれたカヌー、また頼むね)

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