
(三条大橋、この辺りから風情のある建物が多い)
丸太町を越えたあたりでメールが入る。実は出町柳付近で勤務しているカヌー仲間の大蟻喰さんに漕いでるよっと連絡していた。どうやら本当に鴨川漕いでるか見に来たみたいだ。御池大橋の手前だったのでもうすぐ三条と連絡、はたして三条大橋の手前までくるとこちらを指差し笑い転げる?人が・・・(でも本当はうらやましいはず)
彼曰く、鴨川の上のカヌーは無茶苦茶目だったそうです!

(先斗町歌舞練場、せんとちょうではなくぽんとちょう)
ちょうど堰堤もあったので一旦上陸、彼がきたからというわけではないだろうがそれまでの小春日和がかなり曇り空の雨模様。なんとか天気もってほしいなあ・・
さて見送られながら再び川に漕ぎだす。このあたりは堰堤いがいは結構漕げる。まあなんとかというレベルですが。

(祇園四条駅、見知った景色が続く)
三条から四条はもう・すぐだった。しかし無情にも雨が降り出す。まあ雨の京都もいいもの・・かな?
せっかく川原にいて手を振ってくれた人もいなくなりちょっと寂しい。しかし五条あたりからは本格的に浅くなる(なんという表現だ)。もう漕いでるよりあきらかに引きずってる時間の方が長い。

時間も昼に近くなってきた。雨もきついので七条ゴールも考えたがそうなると電車の便が不便。私は京阪だからいいがてっさんはJR、そこで京阪とJRの乗り換え駅でもある七条の次の東福寺まで行くことに!ここなら二人とも問題ない。
なんとか新幹線の下をひきずりもうすぐ東福寺までやってきた。よし、ここで上がろう。時間は12時10分、お昼はちょっと回ったけれどこれぐらいなら問題ない。

(前の鉄橋の下でゴール、右が鴨川で左が琵琶湖疎水)
雨中の撤収も慣れた二人なので素早く行う。そして横の道路にあがって・・道路にあがってあれ?川がもう1本、おおっ琵琶湖疎水だ。もう水量は圧倒的にこちらのほうが豊富、まあここは途中上がれないし暗渠も通るので流石に漕ごうとは思わない・・・いや漕いではいけない。
思わぬ景色を楽しみながら歩いて東福寺駅へ。京阪とJRに別れ帰路につく。

(京阪東福寺駅の地図、偶然疎水の橋の横で上がったんだなあ)
さああとは電車で帰ろう。帰りの電車で鴨川や琵琶湖疎水が見える。あとここから桂川までの5kmほど漕いだら私の中で京都御所と海が繋がる。まさに・・行く川のながれは絶えずして・・

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