例会日曜日に参戦。
この日は午前中に所用があり、午後3時頃の会場到着。
千葉会恒例の「日露戦争教室」関係者では、
sawadaさんとにしさんが、CMJ「スモレンスク」を対局中。
そして「日露教室」師範の山崎美鶴さんは、今回千葉会初参加の
sinyamagさんと対局中でした。
sinyamagさんは、実は私と同じ茨城県土浦市在住で、お互いの自宅も直線距離だと1200m程度だったりします。事前にメッセージをやりとりさせて戴いたのですが、仕事関係でも関連性があることが判明し、お互いにビックリしたのでした。
いずれ、本当に実現しそう、「茨城会」。
さて、時間がやや中途半端だったこともあり、丁度「スモレンスク」が終局したにしさんに御願いして、
先月の対局の続きを御相手戴きました。
デジカメ画像をA4にプリントして持参し盤面を再現。
実はここでミスが発生。本当はヘクス3139(撫順の西南西2ヘクス)に日本軍の9-8師団が居たのですが、何故か両者とも気付かず。
「あれ、1個師団余りますね?」「旅順から北上中だったかな?」
「じゃあ、鉄道線沿い、この辺りで・・」と配置。
結果的に、若干日本軍に不利になってしまったかもです。ゴメンナサイ。
当方の反撃計画は事前に決めてあったので、とりあえず戦闘時の配置には影響なかった筈ですが。
さて、前回記載の通り、次の日本軍ターン(11ターン前半)で旅順陥落は必至なので、丁度VP60点に到達。
遼陽〜奉天間では4個師団VP10点相当の部隊が包囲下にあり、包囲下になくても損耗状態の部隊が4個師団。
撫順前面でも1個師団が包囲下で、撫順陥落〜鉄嶺方面戦線崩壊の危機です。
ロシア軍勝利、VP70点未満に抑える為には、まずなんとしても奉天、撫順の維持が必要。
その上で可能な限りの被包囲部隊の脱出、そして日本軍部隊の潰滅除去を得なければなりません。
中断期間に多少検討しましたが、ほぼ全てがうまくいって本当にギリギリの状態。
ロシア軍手番冒頭の明石大佐フェイズでストライキ、暴動またはシベリア鉄道障害のどれが出ても即投了と思ってました。
そんな具合で10ターン後半から再開。
明石大佐が32点となり、1/3でイベント発生もなんとかセーフ。シベリアの冬も生ぜずなんとか第一段階クリア。
16輸送Pのうち10Pを補充とし、ヨーロッパ師団1個を緊急展開。
そして下図のような部隊配置、戦闘解決予定としました。

上級者には説明無用でしょうが、戦闘解決順で、その意図を解説しますと・・・。
@日本軍騎兵をあわよくば除去、最低でも次ターンは損耗状態にして日本軍の突破力を減退。自軍騎兵の戦闘後前進を用いて延翼戦線形成、とりあえず鉄嶺方面への突破を予防。
A1:1でのEX系(確率1/2)で損耗日本軍師団除去のVP2点狙い。
B日本軍2個師団包囲潰滅(VP4点)、及び被包囲下自軍の補給線確保。1:1でDRまたはEXRは確率1/3で、これが出なければ投了〜〜w。
C一応10-6師団が自力での脱出を図る。(場合にては、下の損耗師団にも補給が繋がる・・・。)
それで、実際の戦闘結果は・・・
@DEが出て、ロシア軍最高の結果。
A出てから問題に気付いたAR。後退の結果奉天が戦線前面に出てしまい、最終12ターンの援軍が鉄嶺登場となり、まず遊兵化することが決定。恐らくARの可能性(1/3)及びその問題点が事前に判っていても、恐らく攻撃したでしょうが。
Bこちらは見事にDRを出してくれました。前線指揮官、将兵の奮闘に感謝。日本軍2個師団、18戦力を撃破。
CEXで痛み分け。こちらは補給線打開できず、2個師団潰滅。
部隊除去のVPは御互い5点づつで差し引き0点。
ロシア側は絶体絶命の危機をとりあえず脱し、残り2ターンも戦う権利を得ました。
11ターン、旅順艦隊は最後の賭け、ウラジオストック回航を試しました。これは、得点の確率は両軍とも全く同じなので、本当のサイコロ勝負。盤上では勝ちきれる自信がなかったので、また、回航を試したことが殆どなかったのでw、やってみましたが何も起こらず。
この対戦では結局最後まで海戦関係や明石大佐関係のイベントは1回も生じませんでした・・・。
さて、日本軍の攻撃は下図の如し。

しかも全て成功。旅順陥落と合わせてVPは69点に到達。
実は、対戦中は両者ともこの時点で64点と勘違いしてプレイしてました。恐らく前ターンで補給切れ潰滅の5点を計算するのを忘れたのでしょう。
ですので、本当はこの後のロシア軍配置もいささか変わっていたかもしれません。
実戦では下図のように、撫順直撃を回避のための4:1、被包囲下のヨーロッパ師団の解囲のため砲兵参加で1:1を無理に立てました。

本当はヨーロッパ師団の救出は諦めて、余った戦力で戦線形成。奉天、撫順の攻防を天運にまかせ、最後の反撃に賭ける?のが正しかったかも。
さて、結果は4:1がDD、1:1がDRが出て、以下の局面で最終12ターンです。

VP64点(本当は69点)の日本軍は、なんとしてもあと最低6点が必要です。
にしさん、ちゃんとロシア軍の弱点を見抜かれました。

単独で存在するロシア軍砲兵旅団を高比率で攻撃潰滅。
惑星スイングバイならぬ砲兵スイングバイで騎兵が突撃。
撫順西のシベリア師団を包囲しての3:1も見事成功。
先のヨーロッパ師団も包囲潰滅でVP71点(本当は76点)となりました。
最後のロシア軍反撃(全て成功しても本当のVPは72点でしたが)は失敗。
粘ってみましたが、やはり日本軍勝利で終局しました。
にしさん、無理に終盤戦に御付き合い戴き、ありがとうございました。
この後もう少し時間があったので、引き続きにしさんを御相手にGJ「西南戦争」をインストプレイ。
私が新政府軍を担当。熊本城守備隊が奮戦し、6回以上にわたり西郷軍の総攻撃を撃退。この展開だと最後は補充力に勝る新政府軍が勝利でした。
システムは簡単で、すぐに御理解戴けましたし、なによりその後日清日露戦争で活躍する将軍たちの名前がユニットに入っているのがツボな作品です。
こちらもまた再戦、御願い致します。

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