遅くなりましたが、私の対戦をご紹介。
『信長包囲戦』
yagiさん父娘でいらっしゃったので、レディーファーストで子yagiさんと対戦。
子yagiさんは現在高校2年生。高齢化が進むボードSLG界では貴重な存在といえましょう。
ただ、自分を振り返ってみれば、小学生5年で「日露」を購入し、中学〜高校時代は友人達と「戦国大名」「フンタ」などをしてた訳ですから、決して高校生がこの手のゲームをプレイしても不思議ではないですよね。
子yagiさんは反信長方を御希望だったので、私が信長方です。
千葉会やvassal対戦ではバランス調整のためのハウスルール(第一ターンの「突撃命令」カード保障など)があったりしますが、今回は通常ルールで受けて立ちました・・・。
ところが、そんな時に限って来ない「突撃命令」。幸い「兵站確保」は来たので、まずはほぼ全力で長島を鎮圧。
通常の浅井攻めも考えましたが、一発撃滅の自信がなかったので。
これに対し、反信長方は朝倉で美濃に侵攻もサイの目に恵まれず守備戦力除去に失敗。
「兵站確保」で復活した主力が美濃に戻り、朝倉勢を撃破し、朝倉義景は戦死。
支配数5−4で不変。
第2ターン、諸々で武田が早くも参戦。
正直、褒められた手でないのは承知、の作戦ですが。
まず、先手を打ち徳川勢で駿河を攻略。当然、武田勢は奪回に来ました。
幸い徳川家康は討ち死にチェックを逃れましたが、ここで戦死してたら投了ものでした。
後の手番、織田勢主力で、今度はあった「突撃命令」。
駿河で武田勢と決戦し勝利。武田は不幸にも信玄・勝頼父子共に戦死。
反信長方は浅井勢で留守になった美濃攻略を狙うが今度も守備隊が粘って失敗。
支配数6−4。
写真は3ターン開始時。
第3ターン、信長方は美濃、北近江と攻めて浅井が滅亡。
反信長方は上杉・毛利が参戦。支配数7−6。
第4ターン、越前に徳川勢を派遣し、一旦は朝倉残党を除去しましたが、すぐに上杉勢に蹴散らされました。家康は今度もしぶとく生還。まあ、一旦足止め出来たのは大収穫。支配数7−6で変わらず。
第5ターン。
とりあえず甲斐を攻略し、山県昌影も戦死し、武田はほぼ無力化に成功。徳川を上洛させ、織田勢の後詰にして一撃での支配権移動を阻止。北近江にいた佐久間隊を甲斐に送り、主力と合流。次のターンの上杉との決戦に備えます。
上杉主力は美濃を攻略。支配数7−7。
写真は第7ターン開始時。
「突撃命令」があれば初手で上杉と決戦し、これを撃破。その後なんとか南近江を維持すればサドンデス回避、を目論んでいましたが、そうはいきませんでした。「突撃命令」2枚、「兵站確保」1枚のうち、どれかの組み合わせ2枚があればまず成功と思っていましたが、
来たのはこの具合・・・。

やっぱりこのゲームでは運が足りないみたい・・・。
軍団編成、緊急徴募で可能なだけ主力を強化して(その間に山城は陥落し、ついに家康は戦死)上杉との決戦に臨みました。残念ながら、期待値は上回ったものの、上杉2部隊が残り、その手番での美濃奪回には失敗。
毛利勢の南近江侵攻を防ぐ手立てを失いました。形作りで兵站確保後、上杉勢を除去しましたが、山城、南近江の重要拠点2箇所を失い、サドンデス阻止ならず。信長方敗北、反織田方の勝利。しっかりと「オヤジ狩り」されました(笑)。
『本能寺への道』
このゲームのリプレイ記に
「煩悩寺への道」というのがありまして、ずっとプレイしたく思っておりました。
ちょうど今年の大河ドラマで放送中の局面ということもあり、お誘いしたところ、子yagiさんが興味を示してくれたので、yagiさん、PRRさんも参加しての4人フルでのプレイが出来ました。
「やっぱり、今年の大河ドラマは
「本能寺が変」ですね〜」などと会話しながら・・。
基本システムは「信長包囲戦」とほぼ一緒。yagiさんは以前一度プレイ経験が千葉会orちはら会であるとのこと。持ち込んでおいて、私のルール確認が足りず第1ターンの「陳情」を忘れてしまいましたが、そのまま続行しました。
担当は、チット引きで明智:子yagiさん、羽柴:yagiさん、柴田:私、徳川:PRRさんとなりました。
このゲームの最大のポイントは、日本史上で忘れてはならない名台詞『敵は本能寺にあり』を実際に言えることでしょう。
私の知る限りでは、GJ「信長最大の危機」では、その台詞が言える場合(局面)が発生し得ると思いますが確率は低いと思います。
EP-サンセット「戦国大名」で「下克上」を引いて『是非もなし・・』と言った方々は多数おられるでしょうが。
さて、私の担当、柴田勢ですが、序盤あまり考えずに越中に進んだら、毘沙門天のなんとかが来襲し、配下武将2人(滝川一益、前田利家)が戦死。頭が悪い(策略値を持たない)首謀者だけになってしまいました。もっとも、戦死したらゲーム脱落でしたから、生き残っただけでもありがたや。また、御屋形様に讒言され、以降(増援などを求める)陳情を禁止されてしまいました。
いずれも後ろで手を引いていたのは羽柴だったとの噂・・・。
その後、各勢力が内外で抗争を続け、迎えた第5ターン、このままだと確率2/3で全員敗北(終了チェックで終了時に信長が存在する場合)となる状況で、明智:子yagiさんがついに発した「敵は本能寺にあり」。

サイの目3以下を8個振り。信長側は5ユニットでしたので、充分に可能性ある攻撃だったのですが、残念ながら2部隊残存し襲撃失敗。
羽柴:yagiさんは位置的に京に戻れる部隊なし。
ここで柴田の私。越中から上洛し反逆宣言。「上様の御命を頂戴し、お市様と天下を頂戴します。」
支配エリアと信長除去のボーナスで6VPとここで先頭にでました。
すると徳川:PRRさんも反逆を宣言。岐阜、尾張伊勢を切り取ったあと、最後に出たのが「関白宣言」。

ターン終了チェックに見事成功してボーナスの1VPを加え、
合計7VPとして綺麗な逆転勝利でした。
『独ソ電撃戦』
yagiさんは「独ソ戦2」を対戦希望されていたのですが、時間的に難しくなってしまったので、私が御願いして「独ソ電撃戦」の稽古を御願いしました。
自分が独軍、yagiさんにソ連軍を担当して頂きました。

結果は序盤に大ポカをやらかしてしまい、早々に勝利の可能性を無くしてしまったのですが、その理由は明確な勝利へのビジョンを持たずに漫然と攻撃してしまったからだと気が付かされました。ドクトリンが不徹底だったといえます。
その後もなんとか挽回を目指して継戦しましたが、幾つかミスもあり、パラノヴィッチは落せましたが大差で敗北でした。(部隊を失い過ぎました)
このゲーム、戦力未確認システム以外は移動・戦闘・戦力比の基本だけですので、シンプルな分だけプレイヤーの力量なり戦術戦略なりが露になるのではないでしょうか。また機会あれば稽古つけて下さい。
最後に、合間で御勉強中の子yagiさん。
なんでもテスト直前だったそうです。

結果はどうだったでしょうか?

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