お蔭様で例会も第50回、というわけで、11月は2回開催となりました。
まずは1日目、11月22日の報告。
参加者10名+見学1名。
プレイされたゲーム。
GMT「Empire of the Sun」
FFG「Twilight Imperium(3rd)」
同人(OKAZU Brand)「Rolling Japan」
JWC#03「ドイツ戦車軍団」より「ハリコフ攻防戦」
WWS#1「NO RETREAT!」
他にもあったかもです。
午後1時頃の会場風景。

右が「Twilight Imperium」の喜多川さん、Okaさん、sinyamagさん。
中央は提督さんが教官役で、barutoroさんとこまいふさんが対戦の「Empire of the Sun」。
左が「Rolling Japan」をプレイ中のY田さん、aoさん、水戸爺さんです。
『Empire of the Sun』

sinyamagさんが第3版ルールを頑張って和訳されまして。
それに基づいてbarutoroさんとこまいふさんが初対戦。
経験がある提督さんが観戦武官&教官役でした。
『Twilight Imperium』

sinyamagさんのリクエストで久々の登場。
いつ見ても圧巻のプレイ風景。
『Rolling Japan』

先日のゲームマーケット秋でのaoさんの戦利品。
どんなゲームかは
ココを参照。
南北に細長くて、ゲームの舞台としては色々と不都合の多い日本列島の地理条件を逆手にとった秀逸なデザイン。
1戦目は水戸爺さんが9点(点数が少ないほうが良い)で勝利で、御家族でも何戦かされたaoさん曰く、一桁点はなかなか難しいとのこと。
2戦目は私も参戦。時節柄、各都道府県選挙区に候補者擁立を図る政党幹事長の気分?。

残念ながら17箇所も埋まらず幹事長辞任・・・。
『ハリコフ攻防戦』
最近千葉会一門ではDASREICHさん、aoさんを中心に盛り上がっている「ハリコフ」ですが、実は私はまだ未プレイでした。
なんとか参戦すべく、今回aoさんに御相手をお願いしました。
過去の文献に目を通し、とりあえずソロプレイ1回をこなして・・・。
そして大変参考になったのは、
ちはら会の記事。
mitsuさん、ありがとうございました。
当方がドイツ軍、aoさんがソ連軍担当。
ダブルチャージ誌に掲載され、JWC版にも再録された「鉄道線ラッシュ」がソ連軍の基本方針と想定されたので、DASREICHさんのムーブを参考にして・・・。
大まかなドイツ軍の方針としては、初期配置および初期の援軍は南方に送る。これでなんとかオレンジの鉄道線は死守。
北方、ハリコフ方面は、ソ連軍主力が南〜南西に志向しているのであれば4ターン以降、D方面からの増援のみで充分対処可能。
終盤7〜8ターンにドイツ軍がどこまで反撃、都市奪還できるか・・・といった具合で。
第1ターン。
ソ連軍は移動のみ。第1親衛軍の5-8でhex2207への攻撃はされませんでした。
手加減してくれたのかな。
ドイツ軍は、とりあえずA方面からの援軍が登場できるように戦線形成。
第2ターン。
ソ連軍主力はスラビャンスク付近の渡河点目指して全力前進。
攻撃を受けた一箇所は確か4:1でDEがいきなり出て苦しい展開に。
ドイツ軍は南方からの援軍で戦線形成・・・というところで、当方がソ連軍の移動力を読み違えるポカ。
もっと下がって守るべきだったか?。事前研究不足を露呈。

第2ターン終了時の盤面。
第3ターン。
aoソ連軍はそのミスを見逃さず。戦闘後前進〜包囲攻撃でドイツ軍の装甲2個連隊が早くも潰滅。
このままでは大敗必至なので、ダメもとでこのターンの増援を主力に反撃を敢行。
ソ連軍前線部隊を幾つか混乱させ、僅かながらその突進にブレーキをかけることができたか・・・。
第4ターン。
ソ連軍の増援はもう登場しないので、ドイツ軍としては前線に後方の増援が登場するまで
なんとか堪えきるのが目標。勿論可能な部分では反撃を心がけます。
「ドイツ戦車軍団〜装甲軍団」シリーズのシステムは攻撃側優位ですから、受身になってばかりでは主導権を奪い返せません。
第5ターン。
グラスノグラードまで進出したソ連軍に2:1で包囲攻撃をかけたのですが・・・。
aoさんは最初は気がついてなかったのですが、もしも1/6でARが出ると、包囲が解けて、次のターンにポルタワかドニエプロペトロフスク、どちらかに突入されてのサドンデスがある状況でした。
ドイツ軍としては、機械化部隊が最前線に少しでも速く到達したいので、リスク承知で攻撃したところ・・・AR!!。
・・・・・・。やはり無茶やってはダメですね、反省。
で、協議の結果、包囲のみで攻撃しなかった状態で指し継ぐこととしました。
どうもスミマセン。情状酌量ありがとうございます。
もう1つ、南方ではスターリノ前面での反撃。これが失敗すると第6ターンにB方面からの援軍が登場できなくなる可能性がありましたが、こちらはなんとか凌げました。
第6ターン。
まだ攻勢のモメンタムを維持するソ連軍は鉄道線に向けて前進を図りますが、これまで比較的好調だったダイス目が一転して不調。ARが連発でチャンスがピンチに。
そこをドイツ軍は逆包囲に成功し、複数のソ連軍ユニットを除去。またハリコフ〜中央方面でも機械化部隊が戦果を挙げました。
ソ連軍が主攻勢を南方〜南西にとった場合、ハリコフ方面に送った部隊をどう運用するかも考えどころですね。
ハリコフ市街などに居残って、ドイツ軍増援を足止めするか、都市突入の得点だけ獲得して部隊は撤退温存するか。
aoさんは現時点では居残り足止めを優先で考えているそうです。

第6ターン終了時の盤面。
残念ながら、当方に急用ができてしまい、対戦はここまでとなりました。
この時点でソ連軍得点は
ドイツ機械化部隊潰滅7枚 14点
歩兵部隊潰滅8枚 8点
ソ連都市占領 7箇所 14点
ソ連都市突入 11箇所 11点
鉄道(黄色)遮断 3点 合計50点
ドイツ軍得点は
ドイツ都市占領13箇所 26点
ソ連軍部隊潰滅 12枚 12点 合計38点
残り2ターン、(途中で本当はサドンデス負けですが)初対人戦にしては、思ったより指せました。ソ連軍は積極的にスターリノ突入を狙うのか、それともしっかり守りを固めて逃げ切りを図るのか。ドイツ軍はあと2〜3都市奪回できるか、といった具合でしょうか。
aoさん、対戦ありがとうございました。今度はvassalでもやってみましょう。
『NO RETREAT!』
私が帰宅した後、aoさんとY田さんでプレイされたようです。
あと、この日は以前から当会に来場を希望されていながらなかなか御都合がつかなかった
「日立水戸ゲーム会」のミト王子さんが見学にいらっしゃいました。色々とお話させてもらいましたが、丁度自分や水戸爺さんと同世代なことが判明。この日は御都合で対戦には至らなかったのですが、後日機会あれば宜しくお願い致します。

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