参加者9名。
プレイされたゲーム
Compass Games「Fall Blau」
Ares Game「War of the Ring」
旧GJ#50 「グランドフリート」
翔企画「英雄戦国時代」
CMJハガキ「ビスマルク号を撃沈せよ」
MMP「Warriors of Japan」
GJ#20「魏武三国志」
午後の会場風景。

左が「War of the Ring」。手前が「Fall Blau」。右が「英雄戦国時代」。
『Fall Blau』
千葉会から連続して、かみさん、提督さんの対戦。

今回はフルマップ2枚の戦場。
「とりあえず青作戦のゲームは、これ一つだけ持っていれば良いのではないかと言う結論」だそうで、なかなか高評価のようです。

かみさんの前回
千葉会での対戦記と今回
茨城会での対戦記。
『War of the Ring』

sinyamagさん、Okaさんの対戦。
『グランドフリート』
ジャットランド海戦百周年ということで、同人GJ時代の作品をこまいふさんが実用化。

喜多川さんと対戦されておりました。
私も興味を持ちまして、長らく死蔵していたものを先日ユニット切断しました。
ルールブックは改訂版が
コチラから入手可能。
ユニットで艦名が、黄色や白、青(アメリカ)など、色わけがあるのですが、これは何のためでしょうか。わかる方、情報お願いします。
『英雄戦国時代』

高梨氏作の戦国マルチ。こまいふさん、喜多川さん、にしさんで3人戦。
『ビスマルク号を撃沈せよ』
ハガキのビスマルク。こちらはビスマルク追撃戦の75周年記念。

2戦されて、どちらもビスマルクは帰港できなかったようです。
ビスマルク追撃戦に関しては、6月18日午後に臨時茨城会が開催されます。
AH「ビスマルクの戦い」を、こまいふさん、にしさんの対戦で、sinyamagさんがレフリーをして行う予定です。
『Warriors of Japan』

「太平記」の英語版になります。
以前から予告されておりましたが、ようやく出版されました。
水戸爺さんが入手され、抄訳を作成。
当方も原文を確認させてもらいましたが、幾つか変更点があるようです。
GJの最新号に監修者ノートがありましたが、なかなか難産だった模様。

どこまでが意図された改訂かは判りませんが、とりあえず気が付いた部分を。
セットアップ:
中立武将から、
・武家側は7名をそれぞれ兵1とともに東海に配置。
・公家方は6名を兵1とともに北畿に配置。
元版より盤上配置の武将が多くなりました、というか地方ボックス配置とマップ上配置の指示が逆転しているのでは・・・。
移動:
片方がAからBに移動した場合、その後は両軍ともBからAの移動も不可。よって自軍でも入れ替え不可。
また1部隊だけ突入で足止めが容易になりました。支配マーカーも武将一人分として拘束時カウントします。
調略:
・敵派武将調略時の修正が無い。
・相手方になっている自派武将調略時には修正あり。
・VPがプラスの場合、1VP(だけ)使用でサイの目1修正可能。
・総大将は調略不可と(しっかり)記載あり。
ですので、敵派大将でも調略可能です。
戦闘:
・追撃時、サイの目+1。
(相手方武将の能力が優越でも5、6で当たりと解釈しました)
・撤退は境界越えの人数越えでも宣言可能。
ただし境界を越えられない武将はすべて裏切り。
支配:
・第2版で追加の公家方随時支配チェックは無い。
・全国区武将の修正なし。
出陣:
在地ボックスからの出陣は、自軍支配地域のみに可能。
まず1戦目。私が公家方、水戸爺さんが武家方。
スミマセン、イニシアチブ確か5回連続で取りました。

南関東決戦で勝利して、順当に公家方勝利。
武将出陣が自分支配エリアのみなので、一度支配すると背後の心配が少なくなります。第2版の公家方随時支配チェックルールも無いので、それも有利に働きました。
2戦目。担当入れ替えで、私が武家方。
序盤はやや公家方有利で推移。
足利兄弟と北畠父子の北関東決戦。

はい出ました。1を出してオヤジどのまさかの裏切り。
ギリギリで鎮守府将軍の撃退に成功。

その後しばらくは、白河・勿来の関を挟んで、主導権側が足止め部隊を送り込んでの睨み合い。

その間に、西国で序々に武家方巻き返しに成功。

第9ターン、南畿の合戦で今度は楠木正成が裏切り発生。
第10ターン、武家方勝利となりました。
プレイ中に違和感あり、再確認したところ、武将の地盤表示に誤りが・・。
宇都宮(北関東)が南関東に、三浦(南関東)が南九州になってました。

河野(Kono)も高(Ko no)と混同されて、四国でなく北畿に・・・。
GJの最新号によると、今後日本語版の再版も検討あるみたいですが・・・。
『魏武三国志』
このゲーム、現在MCさんがvassalモジュールを作成中で、先日テストプレイをさせて戴いたのですが、
なかなか面白く、また基本ルールも「太平記」繋がりなので持ち込みました。

水戸爺さんが曹操陣営、私が反曹操陣営を担当。ルールは思い切って選択ルール全部ありで行いました。
同じプレイヤーが動かす陣営でも、勢力が違うと原則スタック不可。
またユニットは表が死亡すると裏の後継者になるのは「太平記」同様ですが、それが同勢力とは限らないことが上手な処理。
「地方ボックス」は両軍共通なのですが、登場するのにそれぞれ条件があり、また前述の勢力別のスタック制限がかかるので、
ちゃんと史実に沿った流れに(強引ですけど)誘導されます。
ただ今回は、袁紹が洛陽をめぐる戦闘で勝利し、生き延びる結果に。

曹操陣営が後手後手となって第7ターンで投了となりました。
選択ルール、特に一騎打ちを用いると、やや反曹操陣営が有利になるのかもしれません。
以上、第68回茨城会の報告でした。

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