『日露戦争』
遠路御足労戴いた山崎師匠に、にしさんとの対戦に引き続いて御相手願いました。これまで何回も、でも実は両手で収まる回数ですが、対戦させて貰っていますが、MMP版を除いて当方がロシア軍を担当したことがないのに気がつきまして。懸案事項の消化とのことで、当方がロシア軍、山崎さんが日本軍担当。
第1ターン、ロシア軍配置はvaron式。初戦鴨緑江戦4:1は幸運にもDR。日本軍は騎兵の戦闘後前進を西側に選択。
ロシア軍増援は騎兵3枚、シベリア師団1枚。旅順には補充ポイント送らず。遼陽の初期配置部隊は、騎兵を山地側、歩兵を得利寺へ。
第2ターン、ウラジオ艦隊作戦成功(確率1/6)が出て、日本軍輸送Pが−2。
日本軍は南山方面に2個師団と砲兵、騎兵を上陸させ、南山要塞に重砲召喚目的の2:1攻撃。結果ADは想定内。
また大狐山にも騎兵上陸。これをされるとロシア軍は分水嶺に騎兵を1枚送らざるをえません。
山地側では当方に失着が。賽馬集に騎兵を配置。ここなら攻撃を受けても1:1で、EXなら日本軍のほうが出血多いから・・と思っていましたが、結果はAR。日本軍は西側にトラバースして2136へ。これには参りました。DRが出て2ヘクス前進される危険性もあったので、ここは接敵されない2239に配置が良との師匠の見解。
ロシア軍は師団2個、騎兵1個を増援。
旅順側で積極的な遅退作戦(ちょっと矛盾した言葉ですね)を行うなら、金州に1部隊を前進させる手もあるのですが、今回はそのまま2個旅団で籠城を続ける策としました。旅順側に篭る兵力、補充ポイント量にもよりますが、それぞれ一長一短がありますね。

写真がないので、推定2ターン終了時の再現図。
第3ターン。
日本軍の増援ですが、記録が無いので推測になりますが、重砲2個上陸は間違いないので、南山側に1個師団2個旅団、大孤山、安東に1個旅団ずつだったかと。山地側、黒木第一軍は強力な砲兵支援で中央突破の勢い。南山要塞も4:1でDD。EX系だったら良かったのですけど。
鉄道側、第2軍はとりあえず位置を確保して無理をしない方針か、攻撃されませんでした。
ロシア軍としては、すでに日本軍の術中に嵌っている感じなので、無謀かとは思いつつ(実際そうでした)その鉄道側で反撃を敢行。本来は山地側に投入したい遼陽の2個師団、1個騎兵を鉄道正面に投入。単独配置の日本軍旅団に5:1攻撃。

しかし結果はDR。とりあえず日本軍1個師団1個騎兵の包囲には成功。
第4ターン。
今回もウラジオ艦隊が作戦成功。ロシア軍の早期反撃もあり山崎さんも多少驚かれた様子でしたが、鉄道側は冷静に対処され、当方の突出した2個旅団は壊滅。
1ターン時間を稼いだのは事実ですが、2個部隊損失では赤字ですね。
山地側でも黒木軍の前進が続きます。旅順側でも遅退部隊が1発DEで除去。
諦めの悪いロシア軍(私だ)は、今度は山地側で反撃。やはり単独配置の旅団を狙い2:1攻撃。運良くDRで黒木軍先鋒を補給確認・移動不能状態に捉えました。

写真から再現した4ターン終了時。
第5ターン。2度あることは3度ある。ウラジオ艦隊作戦成功3回目。
山地の日本軍は鉄道側の攻撃と連動して補給路確保に成功。黒木軍先鋒は早くも山地を突破。ロシア軍は少し下がって戦線を整理せざるをえません。鉄道正面は営口〜栃木城、の線に後退。(日本軍の重砲射程も考えて。)
第6ターン、日本軍は鉄道側では戦闘不参加の確地部隊を残すなどしてEX上等の1:1攻撃、山地側では一点集中、傘開き戦闘後前進と、攻勢を強めます。
ロシア側はなんとか薄皮戦線で凌ぎます。
第7ターン、3度あることは4度ありました。ウラジオ艦隊またも作戦成功。2個師団相当を妨害した結果になります。
鉄道正面は3223〜海城の線で踏ん張ります。ここを抜かれると日本軍の必殺技?中立侵犯対策が必要になるので・・・。今回も前線部隊が頑張ってくれました(DRが出なかった)。
山地側では要衝、本渓が日本軍の手に。このまま押されれば奉天も危うい。全面撤退するか、踏ん張るか、しばし悩みました。
極めて珍しいことに、山地側の日本軍戦線で騎兵が単独配置の部分がありました。本当なら2〜3個旅団が余計にいるはずなのが、ウラジオ艦隊大活躍の結果側面が弱くなったのでしょう。何とか予備兵力を集めると4:1が成立。反対側にも後備旅団単独の場所があり、ここも3:1が成立。

攻撃解決前の再現図。日本軍配置は少し違うかもしれませんが。
失敗したらそれまで、の覚悟で反撃を敢行したところ、4:1はDRでしたが、3:1はDD!!。
戦闘後前進・騎兵突撃で黒木軍の主力を重包囲もどきに成功してしまいました。特に、山地越えの道路「頚動脈」の部分を両側から絞める形に。
マウントを取られ、絶体絶命のところ、偶然にも三角絞めが掛かった状態に。
第8ターン、日本軍の1:1解囲攻撃が成功すれば補給線開通でしたが、ARで失敗。

結果師団1個、旅団1個、砲兵2個が除去。師団1個、騎兵1個が損耗状態となり、黒木第一軍が突進力を完全喪失は不可避、とのことで日本軍投了。
まさかの展開でロシア軍勝利となりました。
ウラジオ艦隊が6回中4回作戦成功。ロシア軍の反撃はほぼ全て成功。
対して日本軍の攻撃は低調な結果が多く、ダイス判定がかなり偏りましたね。
日本軍のサイの目があと少し良ければ、全く勝負にならなかったと思います。
「勝ちに不思議の勝ちあり」でした・・・。
半年分の運を使い切った感じです・
山崎さん、また機会ありましたら再戦宜しくお願い致します。
以上、第79回茨城会の報告でした。

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