5月31日の記事で、ユニットトレイの比較を書きましたが、誤りを発見したので訂正します。サンセットゲームズ製?と紹介したものは、海外他社製でした(社名不明)。たまたま、プランサンセット1号を見ていたら、本物の広告写真がありました。

それで、手持ちのサンセット製ゲームを確認したら、戦国大名の中に、実物1つ入ってました。(聨合艦隊にはなかった。)
イメージ的には、後述するエポック製トレイとツクダ製トレイの中間でした。
プレオーダーが2000になれば再生産するとのことですので(現在990)、希望者は御協力御願いします。私も30くらいはオーダーするつもりです。
さて、少し気になったのが、トレイのマスの大きさです。最近はCMJ「真本信長公記」「文禄の役」「将門記」と大判ユニット(25mm辺)のものに関わる機会が多かったので、試してみると2枚並べては収納できませんでした。マスの長辺が50mmのハズだがと調べると、カラクリがありました。確かに開口部は50x35mmなのですが、側面が垂直にはなっておらず、底面は開口部に比べ一回り小さかった(45x30mm)のでした。
それでは他社製はどうか?と調べてみました。
まず、個人的に一番お世話になったエポック製トレイ。

5x5の25マスとダイズ2個の専用穴による構成です。

他社製に比べ長辺が長く、エポックのWWGシリーズ以外の箱には適合しませんでした。(HJ社製との比較。)

また、トレイの厚みは他社にくらべ薄く、あまり収容力はありませんでした。

そのため、後期になるとゲームによっては右のように厚みを増したタイプが添付されるようになり、収容力の改善が図られました。ただ材質が比較的柔らかめで経年劣化もあり、四隅が浮きやすく蓋の勘合が悪くなる傾向があります。
マスの底面サイズは44x28mmでした。
次はエポック同様に25マス構成のツクダ製(後期型)。

80年代ブーム期のトレイの中では、一番気に入っていたタイプです。蓋の勘合も概して良好でした。

他社A4サイズに比べ辺縁部が薄目で、一回り小さい作りです。そのため他社製の箱にも余裕で入りますが、移動時に箱の中で遊んでしまうとの指摘もあります。
マス側面は垂直に近く、底面サイズは45x30mmでした。
ツクダ社製トレイは何種類かあるようですが、下はその最初期型と思われます。

ゲームは「新型」だがトレイは旧型で、蓋の勘合はズルズルで移動時にはしっかりバンド固定しなければいけませんでした。
ちなみに右下隅のマスに見えるのは、手書きの「おりじなる」モ○ルスーツです。
当時中学生の若気の至りであります。
後日、ユニットトレイ論−2の2に続きます。

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