2011/11/7
ぽかぽか沖縄。 沖縄サンゴ植付
宝田です。
11/3(木)〜6(日)イキイキ☆サンゴ大作戦・ツアー報告!

出発数日前から天気は下り坂・・・。
でも、現地は雲は多いもののいい天気。
初日は移動日なので、ぶらっと公設市場へランチタイム。
今日の目当ては「アバサー(ハリセンボン)」!!
唐揚げにアバサー汁においしく頂きました。
イセエビも食べちゃました。

みんなで行くといろいろ食べれるからいいですね。
詳しくは⇒お宝日記へ
翌日はケラマで3ダイブ。
那覇を出港し約1時間。
ケラマは全体的に透明度30m・水温26℃。
黒島や渡嘉敷島周辺でのダイビングとなりました。

若干うねりがありましたが、抜群の透明度を満喫。
キンギョハンダイ・ハナゴイなどが群れていい感じ。
緩い流れのドリフトダイビングやウミガメ見学も楽しんじゃいました。
翌日はいよいよサンゴの植付!
と意気込んでいましたが・・・
なんと「サンゴ植付中止!」の連絡が・・・
海上保安庁とのルールがあるらしく、波2m以上の場合はイベントは中止に
するよう指導が入ったということです。
確かに、うねりが入っていましたが中止にするほど???
この為に200名以上のダイバーが用意していたのですが残念です。
それでも、植付ポイントに潜りたい!!!
そんな思いでダイビングしてきました。
昨年植付したサンゴのモニタリングや海底清掃などのイベントモドキ開始。
前年のサンゴは成長がいまいちの様子。

台風の当たり年だったし、大変なんだなーというのを実感しました。
でも、4年前に植付けたサンゴは大きく育ってデバスズメダイが住みかにしてました。

うれしい瞬間ですね。
そろそろエキジットしようと思って水面をみるとなにやら波が・・・。
船の揺れかたがすごい。
天気が急変!急に強風が・・・
船に上がるのに苦労しましたよ。
やはり植付ポイントの海況は良くなかったので保安庁の判断は正しかったのかな?!
そして、今回記念ダイブが4名もいらっしゃいました。
100本記念3名・150本記念1名!




皆さま達成おめでとうございます。
最終日は沖縄本島最北端「辺戸岬」へドライブしてきました。
やんばるの地は自然がいっぱいで楽しかったですね。
オクマビーチも行きたくなっちゃいました。
11/3(木)〜6(日)イキイキ☆サンゴ大作戦・ツアー報告!

出発数日前から天気は下り坂・・・。
でも、現地は雲は多いもののいい天気。
初日は移動日なので、ぶらっと公設市場へランチタイム。
今日の目当ては「アバサー(ハリセンボン)」!!
唐揚げにアバサー汁においしく頂きました。
イセエビも食べちゃました。

みんなで行くといろいろ食べれるからいいですね。
詳しくは⇒お宝日記へ
翌日はケラマで3ダイブ。
那覇を出港し約1時間。
ケラマは全体的に透明度30m・水温26℃。
黒島や渡嘉敷島周辺でのダイビングとなりました。

若干うねりがありましたが、抜群の透明度を満喫。
キンギョハンダイ・ハナゴイなどが群れていい感じ。
緩い流れのドリフトダイビングやウミガメ見学も楽しんじゃいました。
翌日はいよいよサンゴの植付!
と意気込んでいましたが・・・
なんと「サンゴ植付中止!」の連絡が・・・
海上保安庁とのルールがあるらしく、波2m以上の場合はイベントは中止に
するよう指導が入ったということです。
確かに、うねりが入っていましたが中止にするほど???
この為に200名以上のダイバーが用意していたのですが残念です。
それでも、植付ポイントに潜りたい!!!
そんな思いでダイビングしてきました。
昨年植付したサンゴのモニタリングや海底清掃などのイベントモドキ開始。
前年のサンゴは成長がいまいちの様子。

台風の当たり年だったし、大変なんだなーというのを実感しました。
でも、4年前に植付けたサンゴは大きく育ってデバスズメダイが住みかにしてました。

うれしい瞬間ですね。
そろそろエキジットしようと思って水面をみるとなにやら波が・・・。
船の揺れかたがすごい。
天気が急変!急に強風が・・・
船に上がるのに苦労しましたよ。
やはり植付ポイントの海況は良くなかったので保安庁の判断は正しかったのかな?!
そして、今回記念ダイブが4名もいらっしゃいました。
100本記念3名・150本記念1名!




皆さま達成おめでとうございます。
最終日は沖縄本島最北端「辺戸岬」へドライブしてきました。
やんばるの地は自然がいっぱいで楽しかったですね。
オクマビーチも行きたくなっちゃいました。
2010/11/11
イキイキ☆サンゴ大作戦! 沖縄サンゴ植付
馬場です。
11月5日と6日に沖縄で行われた、美ら海振興会主催のサンゴ植え付けダイビングのご報告です。

金曜と土曜に総勢300名近いダイバーが大集結し、チービシの南神山に1040株のサンゴの赤ちゃんを植えてきました。ものすごいダイバー密度でした!

周りの根がすべてこんな光景なんですよ
植えつける場所は、グループごとにポジションが割り当てられていました。
TAKARA Diveは、お世話になった現地ショップ=SEVEN-TENTHS IMAGEさん
と一緒に総勢8名で、初日はNo45、2日目は隣のNo52が担当でした。

植えつけるサンゴは、海水と空気と共にビニール袋にくるまれて、発泡スチロールの箱に入ってボートに積まれていました。

これまで3回の植え付け作戦の実績の甲斐あって、4回目の今回はスポンサーがサンゴを提供してくれたとのことです。
サンゴの本体には触れないように、初日は素焼きの土台を持って、2日目は針金&琉球ガラスの土台を持って、「そ〜っと」ビニール袋から取り出します。

このときの「そ〜っと」感は、まるで新生児を取り扱うかのようでした。
ダイビング中につい触ったり、つい蹴ったりする刺激が、いかにサンゴ達にストレスを与えていたかと、思い知らされた瞬間でした…。
もっともっと細心の注意をはらって、中性浮力をしっかりとって、潜らなくちゃいけませんね!
(枝サンゴやテーブルサンゴには気をつけているつもりでも、他のいろんな種類のサンゴに対しては、わたしたちダイバーは鈍感かも知れません。また後ほど、サンゴの種類も含めてファンダイブの報告もアップしますね
)
サンゴを固定する水中用ボンドは…

2種類の溶剤を缶から出して混ぜ合わせて、粘土のように・・・

こねこねして準備完了。
サンゴとボンドと諸々の道具を分担して持ってエントリーです。

何よりも慎重に取り扱わなければならないサンゴは、TDさんがそ〜っと根まで運びました。
根まで降りたら、意外とサンゴやスズメダイたちが元気な所もありました。

でもその根の中のあちこちに、ちょっと前まではサンゴが生きていたであろうスペースがぽこぽこと空いていました。そういう所に植え付けるように、美ら海振興会の皆さんが予めカゴを設置してありました。

せっかく植えつけた5〜7cmの若いサンゴがブダイなどに食べられないように、カゴで覆って守るのです。
そのカゴに番号プレートがついていて、植え付け箇所が分かるようになっていました。
カゴを固定している結束バンドを外して、

コケなどの汚れをブラシで払い落として、

順番にガイドさんからサンゴの苗(?)をひとつずつ受け取り、その後ボンドをひと固まりずつ受け取り、台座をボンドでくるみます。

この、受け取るために前に行ったり後ろに下がったりする移動だけでも、混み合ってる海底では大変でしたね。あおり足での後退だと動きやすかったですよ
ボンドを土台の周りに覆うように付けるのも、なかなか難しいものでした。前の順番の方が終わるのを待っている間に、どんどんボンドが薄く伸びすぎてしまい、再び丸めなおして付け直したりして…。

バッチリ準備OKですね!
ボンドをのばしながら、しっかりと岩に固定していきました。

「大きくなりますように!」と願をかけたり、

名前を刻んだり…

単純作業のようですが、個性が現れますね
!
こうして、2日間で計40株を植えてきました。

3年前に植えたサンゴたちは20cm位に育っていました。

ハート形もあったりして
3株くらいがくっついたのかもしれませんね。

今回の40株がどの位生き残れるか分かりませんが、また数年後に見にきたときに、少しでも多く、大きく残ってくれてると嬉しいな
両日ともに1時間超えの潜水時間。そして、ほとんど動かないので体はどんどん冷えて行きましたが、終わった後の達成感は最高でした。

2日目なんて約70分の超ロング潜水!
撤収し始めたら、他のグループもいくつか申し合わせたかのようにあちこちで浮上を始めて、一斉にボートへ戻り始めました。
海を愛するダイバーの一体感で、得も言われぬ高揚感があたり一面の海にあふれていました。

海猿Limit of Loveのテーマソング
信じよう 2人だけの…
が頭の中で鳴り続け、気分はまさに「海猿」でした

これからも、生き物を大切にしながら海にお邪魔しているという気持ちを忘れずに潜らなくちゃ
との思いを新たにできた、サンゴ植え付けダイブでした。
次回は是非もっと多くの皆さんとご一緒できますように
11月5日と6日に沖縄で行われた、美ら海振興会主催のサンゴ植え付けダイビングのご報告です。

金曜と土曜に総勢300名近いダイバーが大集結し、チービシの南神山に1040株のサンゴの赤ちゃんを植えてきました。ものすごいダイバー密度でした!

周りの根がすべてこんな光景なんですよ

植えつける場所は、グループごとにポジションが割り当てられていました。
TAKARA Diveは、お世話になった現地ショップ=SEVEN-TENTHS IMAGEさん


植えつけるサンゴは、海水と空気と共にビニール袋にくるまれて、発泡スチロールの箱に入ってボートに積まれていました。

これまで3回の植え付け作戦の実績の甲斐あって、4回目の今回はスポンサーがサンゴを提供してくれたとのことです。
サンゴの本体には触れないように、初日は素焼きの土台を持って、2日目は針金&琉球ガラスの土台を持って、「そ〜っと」ビニール袋から取り出します。

このときの「そ〜っと」感は、まるで新生児を取り扱うかのようでした。
ダイビング中につい触ったり、つい蹴ったりする刺激が、いかにサンゴ達にストレスを与えていたかと、思い知らされた瞬間でした…。
もっともっと細心の注意をはらって、中性浮力をしっかりとって、潜らなくちゃいけませんね!
(枝サンゴやテーブルサンゴには気をつけているつもりでも、他のいろんな種類のサンゴに対しては、わたしたちダイバーは鈍感かも知れません。また後ほど、サンゴの種類も含めてファンダイブの報告もアップしますね

サンゴを固定する水中用ボンドは…

2種類の溶剤を缶から出して混ぜ合わせて、粘土のように・・・

こねこねして準備完了。
サンゴとボンドと諸々の道具を分担して持ってエントリーです。

何よりも慎重に取り扱わなければならないサンゴは、TDさんがそ〜っと根まで運びました。
根まで降りたら、意外とサンゴやスズメダイたちが元気な所もありました。

でもその根の中のあちこちに、ちょっと前まではサンゴが生きていたであろうスペースがぽこぽこと空いていました。そういう所に植え付けるように、美ら海振興会の皆さんが予めカゴを設置してありました。

せっかく植えつけた5〜7cmの若いサンゴがブダイなどに食べられないように、カゴで覆って守るのです。
そのカゴに番号プレートがついていて、植え付け箇所が分かるようになっていました。
カゴを固定している結束バンドを外して、

コケなどの汚れをブラシで払い落として、

順番にガイドさんからサンゴの苗(?)をひとつずつ受け取り、その後ボンドをひと固まりずつ受け取り、台座をボンドでくるみます。

この、受け取るために前に行ったり後ろに下がったりする移動だけでも、混み合ってる海底では大変でしたね。あおり足での後退だと動きやすかったですよ

ボンドを土台の周りに覆うように付けるのも、なかなか難しいものでした。前の順番の方が終わるのを待っている間に、どんどんボンドが薄く伸びすぎてしまい、再び丸めなおして付け直したりして…。

バッチリ準備OKですね!
ボンドをのばしながら、しっかりと岩に固定していきました。

「大きくなりますように!」と願をかけたり、

名前を刻んだり…

単純作業のようですが、個性が現れますね

こうして、2日間で計40株を植えてきました。

3年前に植えたサンゴたちは20cm位に育っていました。

ハート形もあったりして


今回の40株がどの位生き残れるか分かりませんが、また数年後に見にきたときに、少しでも多く、大きく残ってくれてると嬉しいな

両日ともに1時間超えの潜水時間。そして、ほとんど動かないので体はどんどん冷えて行きましたが、終わった後の達成感は最高でした。

2日目なんて約70分の超ロング潜水!
撤収し始めたら、他のグループもいくつか申し合わせたかのようにあちこちで浮上を始めて、一斉にボートへ戻り始めました。
海を愛するダイバーの一体感で、得も言われぬ高揚感があたり一面の海にあふれていました。

海猿Limit of Loveのテーマソング




これからも、生き物を大切にしながら海にお邪魔しているという気持ちを忘れずに潜らなくちゃ

次回は是非もっと多くの皆さんとご一緒できますように
