今日、1月18日は海上保安部への「118番の日」です。警察の110番、救急車の119番に比べると一般的に認知不足ということで、海上保安庁が今年から設けた日です。118番は海難事故や不審船などについての短縮ダイヤルで、シーカヤッカーにとって最も大切な番号です。
新聞記事によると、118番が始まったのが2000年5月からでこれまでの通算した通報件数は約720万件ということですから年間70万件足らずの通報があったことになります。ところがこのうち有効通報は0.8%、つまり残りの99.2%はいたずらや間違い電話ということだから、これではあまりにもひどすぎます。本来の救助活動の大きな妨げになっているのではないでしょうか。
海上保安部では、海難事故に対する事故救命策の3つの基本として、@ライフジャケット(救命胴衣)の着用A携帯電話の携行(防水パックの使用)B118番の活用を唱っています。※現状を勘案するとBについては、その正しい活用ということが不可欠!
今まで118番にダイヤルしたことがありませんが、命綱ような大切な番号です。

沿岸の海上では携帯電話がけっこう通じます。118番にSOSすると電話が切れた後でも海上保安部では携帯電話の位置を認知できるとそうで、このシステムにより救助されたシーカヤッカーが現実にいます。そして携帯電話を海で有効に使用するためには防水が不可欠で、私の携帯は生活防水ですから防水パックを活用しています。

この防水パックは折りたたみの携帯電話用で、このようにコンパクトになるのが優れものです。

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