
香焼島は1969年に埋め立てにより対岸の深堀と陸続きになっていますが、その間に幅3mほどの水路が残っているので潮位がよければ一周することができます。写真、右が三菱長崎造船所、左は沖ノ岸台島で向こう正面の山が稲佐山です。

香焼工場で建造中の豪華客船(12万45百トン)とLNG船。この客船がアイーダ・クルーズ社から受注した話題の船です。かって旧香焼村は香焼島と蔭ノ尾島の二つの有人島からなっていましたが、このうち蔭ノ尾島はすべて造船所敷地となっています。客船の後ろの山が蔭ノ尾島の名残りです。

ここが長崎港側からの水路の入り口、潮位は135〜40cm、ちょうど低潮の時刻です。浅くてもカヤックでぎりぎり通れると喜んだのもつかの間、100mほど進んだ所で干上がっていました。水路の延長は約800m、戻って適当な潮位になるまで時間をつぶそうかと思いましたが肩に乗せて運ぶことにしました。残り100mの所からなんとか漕げるようなりましたが、結局600mほどポーテージした計算になります。

最後の橋を抜けて深堀漁港に到着(香焼一周13km)。潮位が150cmを超えないと水路を通り抜けられないことがわかりましたが、逆に250cmを超えると橋げたが邪魔になって通れなさそうです。小潮の満潮時を狙うのが一番確実なようですが、ガイドツアーでここを利用することはないでしょうから、検討しても仕様がないのですが。

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