今年の七高山巡りはカミサンに所用があって単独で回りました。それとこれまでとは逆回りで愛宕山から順に彦山・豊前坊・秋葉山・烽火山・七面山・金比羅山のルートです。朝8時に出発。

風頭山の展望台から見た長崎港の眺望です。生憎の霞空です。風頭を経由して愛宕山に向かいます。

愛宕山に向かう道すがらの眺望。右が彦山、遠望のピークが烽火山です。烽火山まではけっこうな距離がありますし、アップダウンもあります。

彦山の頂上は立木が茂ってますので市街地方向の景観はほとんど見えませんが、頂上近くに岩のテラスがあって南側に橘湾や天草を望んでいます。やはり遠くは霞み残念ながら天草が見えません。

秋葉大権現。国土地理院の地図には秋葉山の名はありません。神域一帯を秋葉山と言うのでしょう。七面山も同様です。

烽火山の頂上にある大田南畝(蜀山人)の詩碑。次のような内容だそうです。
滄海春雲捲簾瀾 崎陽囂市一弾丸 西連五島東天草 烽火山頭極目看

七面山妙光寺奥之院。ここに行くには烽火山から西山水源地へ向かう尾根の途中から120mほどの急坂をピストンすることになります。けっこうしんどいので七高山巡りではここを省略することもあるようです。今日はカミサンがいないのできちんと七面山詣でをします。

金比羅山から金比羅神社に降りる途中に建つドンク岩。ドンクは長崎の方言でカエルのことです。この斜面の広場は江戸時代からハタ揚げ合戦の場として有名な所で、長崎ぶらぶら節に”ハタ揚げするなら金比羅風頭、帰りは一杯機嫌でヒョウタンぶうらぶら”と歌われています。

最後に金比羅神社でお参り。金比羅山を下る頃から調子が悪くなった膝をかばいながら下山し、15時に自宅に到着。暑くも寒くもない山行日和でした。欲を言えば視界が良かったらです。

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