
伯方島まで車で便乗した平戸カヤックスの末永さんは3日目の講習を受けるので、その時間を利用して伯方島一周(25km)をしました。伯方島に鼻栗ノ瀬戸・船折り瀬戸・伯方瀬戸と潮流が激しく流れる個所が3つあります。講習会で付近の潮流一覧表を頂いたのでそれぞれの転流時・最強時の流速を計算し、島周りの方向とペースを決めます。
写真は鼻栗ノ瀬戸に架かる大三島大橋、アーチがとても美しい!転流1時間前で向かい潮ですがいいペースで通過しています。時計回りで回っていますが、逆の場合は最強時頃に出会うころになります。

遠くに大三島と生口島を結ぶ斜張橋の多々羅大橋が霞んで見えます。瀬戸内海でのツーリングでは島々の織りなす景観が刻一刻変化していくのを眺めるのが面白い。

至る所に屋根のような覆いのかかった釣り船が浮かんでいます。

博多港には造船所があり新らしい貨物船がゆったりと出港しています。ほとんどエンジン音が聞こえないので夜の出会いは恐いでしょう。

船折瀬戸を通過したところです。右手の橋は大島大橋。真ん中に浮かんでいる島は鶏小島で、名前の由来は神功皇后が三韓から持ち帰った鶏がこの島に住み着いたからだそうです。瀬戸内海にも神功皇后伝説が沢山ありそうですね。

右が伯方橋、左が大島大橋、二つ合わせて伯方・大島大橋と呼ばれています。伯方橋を過ぎればまもなく出艇地の伯方ビーチに到着。シーカヤック日和に恵まれ快適なツーリングでした。

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