
利尻富士は雲の中。沿岸には北海道らしい景観がずっと続く。
政泊漁港3時50発、鴛8時20分着。行程27キロ
夏の北海道は夜明けが早い。八つに起きて二時に起きて夜明けと共に出艇、七つ立ちだ。今日は南の風がやや強く吹いているが、今日の行程では最初追い風で次に風裏となる。順調に漕いでいたら欄泊漁港の入り口で出会った漁師さんが”これから先に行くのか”と聞く。”そうだ”と答えたら、”(5km先の沓形)港のあたりは波が高い。(危ないから)ここに避難しな”と。”とりあえずそこまで行って確かめてみる”と答えて先を目指す。

港手前の沓形岬。他所よりは多少波があるが特段問題なし。

沓形岬を過ぎるところから礼文島が見えてくる。最短で10kmほどの距離だ。

ボンモシリ島の向こうに利尻富士を望む。一周して見た限りこの島が利尻島唯一の属島だ。

鴛泊港のランドマーク・ペシ岬。ここを回り込んで出発地の斜路に到着。低気圧が北海道へ接近し午後からしばらく天気が崩れるという予報だ。礼文島トレイルは止めて稚内へ戻ることにする。

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