宮之浦5時55分発、お湯泊15時30日分着。行程48km。

前日の予報”北東の風やや強い”が外れて穏やかなシーカヤック日和。宮之浦港から反時計回り、島の最北端・矢筈崎を目指す。岬を回ると、風波と潮流の影響か一面に三角波が立ってでそれでも岬辺りでは潮流の影響があってか三角波が立っている。悪天候の時には厳しいところとなりそうだ。

永田浜。谷間の向こうに屋久島で2番目の高山・永田岳を望む。
せんろく鼻を回り四瀬ノ鼻を過ぎると、白くて細長い砂浜・いなか浜と永田浜が見えてくる。海ガメの産卵地として有名な砂浜で、キャンプが禁止されている。

屋久島は自然海岸が延々と続く。特に永田浜から栗生まで20kmの区間は断崖やゴロタ石が続くうえ入り江が無くてエスキープできるところが見当たらない。
時間に余裕があり、栗生からさらに進み漁港のマークがある湯泊まで行く。ところがここの漁港にはスロープが無いので、露天風呂が近くにある浜に上陸する。テントを張って食事の準備に取り掛かろうとしていたら、監視員みたいな人がやってきてここは露天風呂の近くだからキャンプ禁止だと言う。夜に入浴する女性もいるからここでキャンプは絶対に駄目だと。仕方なく漁港より砂利浜まで200m程移動、貴重な時間をロスしてしまった。湯泊の露天ぶろはこんなところだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%B3%8A%E6%B8%A9%E6%B3%89_(%E5%B1%8B%E4%B9%85%E5%B3%B6)
こんなところであれば、野営しなくても覗こうとすれば簡単に覗けると思うのだけど。
今日の行程で、途中ウミガメを四匹、サメとウミヘビを各一匹と出会った。

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