
茂木から為石までの片道13kmのコースです。
茂木→3.7宮摺→2.1大崎5.8→2.8千々8.6→2.1藤田尾10.9→2.7為石13.6

茂木港・外防波堤近くに佇む料亭二見。長崎の奥座敷といった風の茂木にはこのような料亭がたくさんありましたが、経済の停滞とともにめっきりと少なくなってしまいました。かっては高根の花でしたが近頃はややリーゾナブルな料金となっています。たまには二見でゆったりと食を楽しみたいものですね。

茂木の名勝、大立石。旧茂木村が昭和8年に発行した観光パンフ「景勝の茂木」には茂木ビワとともに表紙に紹介されていますから、かっては茂木のランドマーク的な景観だったのでしょうか。

宮摺海水浴場。子供が幼かった頃、海水浴に通っていたものです。当時はもっと砂浜が広かったような気がします。

大崎の集落。海辺沿いの斜面に住居が立ち並んでいます。白っぽく見えるのは花ではなくて、ビワの実を覆った紙の色です。

約15km先に樺島がうっすらと浮かんでいます。脇岬と樺島大橋で結ばれています。

千々の集落。道路マップなどには千々海水浴場とありますが、海の家などはありません。

近くに巣があるのか、ミサゴがカヤックの回りを大きく旋回しています。この辺りではミサゴ(オスプレイ)をよく見かけます。

藤田尾の集落。ここの砂浜はけっこうきれいです。

為石(ためし)に向かって北上しています。ここでは長崎半島の地峡を通る北風が強い出し風となることがよくあります。北西の風の場合、ここまでは風裏となり穏やかな海況となります。
なお為石村・蚊焼村・川原村の三村が1955年に合併し三和町となり、さらに2005年に長崎市と合併・編入しています。

為石漁港に入るときに防波堤で休んでいたカモメが一斉に飛び上がりました。辺りに脱糞をしましたがなんとか無事でした。
目を見張るような絶壁や洞窟はありませんが、穏やかな自然海岸が続くのんびりとしたコースです。

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