
常連のMさん、九州カヌースクールの西胤さんと池島・大角力(おおずもう)の島めぐりをしました。神浦港発、大角力→大蟇島(おおひきじま)→池島を巡る25kmのコースです。

今日の一番の目的、高さ
9077mの海蝕洞門・大角力です。

シーカヤックが小さく見えるほどの迫力です。西胤さんが「これほど迫力のある洞門は見たことがない」と。全く同意見です。

池島を横に眺めながら先ずは小蟇島・大蟇島をめざします。普段のツアーでは大蟇島へは行きませんが、海況が絶好だだったこともあり、普段は行かない大蟇島まで行程を延ばしました。

大蟇島の南海岸はこのような断崖が続き、崖崩れによる巨岩が海岸に横たわっています。この島にはサンゴの集落があり、ダイビングの隠れたポイントとなっていると聞いたことがあります。北岸は比較的穏やかな傾斜で、壊れた桟橋の残骸が残っています。1976年に池島炭鉱の海底坑道への空気の排出入の立て坑がこの島に建設されており、当時の廃山施設がこの手つかずの島に残されています。

池島港の周辺には炭鉱施設・設備が今なお残っています。池島港はもともと池であったところを掘削して港として造成したものです。その池が池島の由来です。

帰路は池島から真っすぐに神浦港へ。右前方には大角力・母子島、そのずっと先の丘の上に遠藤周作文学館の白い建物を眺めながら快調に漕いでいます。素晴らしい海況でのシーカヤッキングでした。

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