長崎に戻ってきました。今回の韓国語学習の終了にあたり、概要について説明します。
韓国の外国人向けの韓国語正規課程はソウルの各大学共通し、春夏秋冬の4学期に分かれ、各学期10週間ずつとなっています。
授業料・申請料は1学期当たり約100万ウオンから150万と各大学に差がありますが、いずれも寄宿舎があり、また下宿などの斡旋をしてくれます。
キョンヒ大学校は1週間(月〜金)毎日4時間、授業料等1,480,000ウオン、寄宿舎費月500,000ウオン、テキスト代35,000ウオンですが、円高のおかげで随分と安くあがりました。キョンヒ大を選んだ理由は、@日本語で申請できたことA立地がよかったことBクラス編入試験の実施が授業開始の5日前などに実施とする大学が多い中で前日実施、という単純な理由です。経験してみると、この大学は延世大学についで外国人留学生が多い大学で国際教育に力を入れていますし、いい先生がいてトウミ制度があるなど恵まれたなと思っています。
いいところばかりでなく苦言を言うと、クラス発表があり編入発表を展示するのはいいが教室がどこなのか全く説明がないのです。韓国語課程を教える国際教育院の建物であればいいがはるか離れた校舎に決まった私は、そこにたどり着くまでどんなに苦労したことか。また10週間の間にもいろいろな行事があるのですがこの説明もペーパーでせずに前日などに担任の先生が説明。こちらのスケジュールもあるし、言葉が不自由で仲間もいない私としては最初のころは何度も戸惑ったものでした。こんなことは大学の差というよりも国民性なのでしょうか。
各大学の韓国語課程にはこのほか3週間の短期課程や年末の社会人1週間課程がありますが、韓国語をマスターするには10週間の定期課程を数回(できれば1年間)受講することが必要だなと思っています。
なお釜山港で民間の韓国語短期集中レッスンのPRをみかけました。1ヶ月コース(1日Bレッスン月〜金)で50,000円ですから大学校の方が割安になりますが、もちろんこちらを受講していないのでどちらがいいのか私には判断できないところです。
満足できる授業を受けることができ、先生とクラスメートに感謝しています。
キョンヒ大学校本部と平和記念館


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